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記事全文を読む→最新映画は「近畿地方のある場所について」私がどっぷり深みにハマッた「謎解きミステリーホラー」30年の系譜と「テレ東の深夜」
原作は背筋によるホラー小説で、もともとは2023年に小説投稿サイト「カクヨム」に投稿された作品が、同年8月に書籍化されたもの…といえば、8月8日に公開予定の映画「近畿地方のある場所について」である。
以前に何度か書いたが、実話系の怪談モノや、謎解き要素のあるミステリーホラーが好きな私が、雨穴の「変な家」「変な絵」でさらに深みにハマり、「もっとこの手の作品を読みたい」と思っていたところに「近畿地方の」のことを知り、発売日に購入。
モキュメンタリー形式で紡がれる物語は、一見バラバラに思える。ネット投稿や過去の記事、インタビューを文字起こしした文などが徐々に、ある共通の怪異に結びついていき、まさに背筋が凍る思いで一気に読み終えたものだ。
昨年1月には「月刊コミック電撃大王」でコミカライズされ、現在も連載中。今年7月25日には、映画公開に先駆けて文庫化された(しかも、帯には「単行本とは内容が異なります」の文字が躍っており、気になって仕方ない。こっちも買うか)。
話を映画版に戻す。主演は赤楚衛二と菅野美穂の2人。赤楚は今回がホラー初主演だそうだが、菅野は過去に、伊藤潤二の漫画を原作とした「富江」や、松岡圭祐の小説「催眠シリーズ」をもとにしたサスペンスホラー「催眠」などで主演している。
個人的に「菅野×ホラー」で思い出すのは「特命リサーチ200X」(日本テレビ系・1996年10月~2002年1月)だ。超常現象や都市伝説、心霊現象などを題材に、ドラマパートを交えて検証していく内容だった。
菅野のほかにも佐野史郎、稲垣吾郎、高島礼子、柴咲コウ、森本レオなどが出演しており、なかなか豪華な作りだった。現在のブームより30年も前に「オカルト・ホラー」&「検証・謎解き」という手法をとっていたのは、今にして思えば興味深い。
放送開始当初こそ、前番組の「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」とあまりに毛色が違ったため、「こんなものより『元気が出るテレビ』が見たいのに」と思ったものの、気が付けば毎週、楽しく見ていたものだ。
この頃は「USO!?ジャパン」(TBS系)や「ワンダーゾーン」(日本テレビ系)といった番組が、やはりオカルトや心霊を取り扱っていた。最近はその手のものをやらなくなって久しい「奇跡体験!アンビリバボー」(フジテレビ系)も、過去の心霊特集はトラウマ級の恐ろしさで、ホラー好きにはいい時代だった。
ところが最近は情報番組の「今、ホラーがキテますよ」と紹介する企画コーナーか、本職で笑いをとれない芸人が「怪談もどき」の話をするバラエティー、はたまたアイドルと怪しい霊能者が心霊スポットでワーキャー騒ぐだけの特番が目立つ。
そんな状況にあって「TXQ FICTION」なる深夜枠で「イシナガキクエを探しています」「飯沼一家に謝罪します」「魔法少女山田」といったモキュメンタリー形式の特別番組を放送しているテレビ東京は、実に好感が持てる。過去には雨穴が原案を手掛けた「何かおかしい」を放送していたし。その目のつけどころには、いつもながら感心する。
7月からは長寿ホラーアニメの新シリーズ「闇芝居 十五期」も始まった。今期は「残」にまつわる都市伝説がテーマだ。ホラー好きを味方につけて、テレ東の躍進は続く!
(堀江南/テレビソムリエ)
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