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記事全文を読む→スティーヴン・キングが恐怖に震えた最恐の「幽霊ホテル217号室」が予約が取れない超人気スポットに
ホラー界の巨匠スティーヴン・キングの短編小説「子取り鬼」を原作にしたサスペンスホラー映画「ブギーマン」のデジタル配信が、10月5日から始まっている。母を突然失い、女子高生と幼い妹、そして父親が抱える心の闇に得体の知れない恐怖が忍び寄り…というものだ。
キングが原作を手掛けたホラー映画といえば、全世界を恐怖の底に叩き込んだ「キャリー」をはじめ「呪われた町」「ペット・セメタリー」「IT」等々、多すぎて数えきれないが、初期の金字塔とされるのが、1980年公開の「シャイニング」(スタンリー・キューブリック監督)だろう。
コロラド州ロッキー山脈にある、冬の間のみ閉鎖されるオーバールックホテルに、管理人として住み込むことになった小説家志望の男(ジャック・ニコルソン)と、その家族に降りかかる背筋も凍る出来事を描いたものだ。1974年、キングがこの原作小説(77年に発売)を執筆したのが、米コロラド州エステスパークにある、幽霊が出没することで知られるスタンレーホテルだった。旅行ジャーナリストが語る。
「ホテルの開業は1909年。外観は威風堂々としたコロニアル・リバイバル様式です。142の客室に加え、ボールルームやダイニングエリア、地下の洞窟があり、宿泊料金は1泊2万円前後と比較的リーズナブル。ただ、このホテルが建つ場所は、南北戦争の際に移民者らが原住民から奪い取り、多くの血が流された土地でもあります。そのため、霊がさまよっていると言われ、幽霊の目撃談や、超常現象の体験談があとを絶たない。世界から専門家が訪れているようです」
ゲストたちが遭遇するとされる不思議な現象には、戸口が突然閉ざされる、壁に人影が現れる、いきなり悪寒のようなものを感じる、廊下から子供の笑い声が聞こえてくる、といったものが多く、中にははっきりと女性の影を見たという証言も少なくない。
「最大のいわくつきの部屋が、ウィルソン婦人と呼ばれるメイドの幽霊が出現するとされる217号室。実はキングが『シャイニング』の原作を執筆したのもこの部屋で、その際、不思議な夢を見たといいます。それが三輪車に乗った子供がホテル内を走り回る、あのシーンのモチーフになったのだとか。そんなことから、217号室には世界各地から宿泊希望者が殺到し、なかなか予約が取れない部屋として知られています」(前出・旅行ジャーナリスト)
スタンレーホテルは評判を逆手に取り、毎年ゴーストツアーやホラー映画祭などを開催。ホテル自体をホラー博物館にする企画もあるというが、くれぐれも参加者に累が及ばぬよう…。
(ジョン・ドゥ)
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