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記事全文を読む→自民党に復党した鈴木宗男が「石破続投」支持の裏事情と娘・鈴木貴子衆院議員との「役割分担」
自民党に復党した鈴木宗男参院議員が石破茂首相(総裁)の続投を支持し、返す刀で派閥パーティー収入の裏金事件に関与した議員には再度、処分を科すべきとの考えを示した。石破首相の退陣を求めている旧清和会(安倍派)攻撃をするなど、さっそく存在感を示している。
北海道開発局発注の工事をめぐる受託収賄など、4つの罪に問われて実刑が確定し、収監された経験のある鈴木氏だが、本人はあくまで無罪を主張した。そしてこの参院選では、厳しい選挙を勝ち抜いてきた。裏金事件を一貫して批判してきた鈴木氏だが、ここにきてなぜ、再処分を言い出したのか。
自民党閣僚経験者が舞台裏を解説する。
「窮地に立たされている森山裕幹事長への援護射撃です。石破首相に責任があることぐらい、ベテランの鈴木氏はわかっている。党内の反対論を押し切って自民党復党を認め、比例代表候補として公認してくれた森山氏に恩義を感じているから、助け船を出すために裏金問題を持ち出したのでしょう」
鈴木氏はかつて松田九郎氏、東力氏と並んで「自民党の3大ヤジ将軍」と呼ばれた時期があるなど、声の大きさには定評がある。77歳となった今もその発信力は健在で、旧清和会議員たちが「なんとかならないものか」とは反発するものの、鈴木氏に面と向かって反論する議員はいない。
では石破擁護一辺倒かといえば、娘の鈴木貴子衆院議員は7月28日の両院議員懇談会で「責任というのは組織の長として、総裁はじめ執行部の皆さま方にはケジメをつけていただきたい」と執行部の責任を追及した。
先行き不透明な政局だが、しっかり親子で役割分担しているようだ。
(田中紘二/政治ジャーナリスト)
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