スポーツ
Posted on 2025年08月05日 18:00

セ・リーグDH制で「代打の神様」が有名無実化!阪神「川藤幸三・八木裕・桧山進次郎」は「何のこっちゃ」になる

2025年08月05日 18:00

 セ・リーグの2027年度シーズンからの指名打者(DH)制導入に、意外な観点から異論が出ている。

「DH制度導入は時代の流れであり、メジャーリーグがそう。来春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)もDH制です。日本の高校野球も来春の選抜大会からDHを採用することになって、セ・リーグだけが導入を拒むわけにはいかない。でも長年、野球ファンが慣れ親しんだある言葉が有名無実化することになります。特に関西発のスポーツマスコミは、その言葉を新聞の見出しやキャッチーな単語として使ってきただけに、複雑な心境だと思いますね」(球界関係者)

 その単語とはズバリ「代打の神様」だ。代打は味方のチャンスや起死回生の場面で送られることが多い。例えば得点圏に走者がいたり、長打が求められる際に、投手に代わって勝負強い打者が指名される。
 ところがDH制が導入されれば、試合当初から投手は打席には立っておらず、代打がコールされるケースは従来より格段に減ることが考えられる。

 過去、代打として結果を残した選手は「代打の神様」と呼ばれ、ファンの人気を集めてきた。とりわけ阪神ファンは他チームのファンよりその傾向が強く、「浪速の春団治」と呼ばれた川藤幸三、八木裕、桧山進次郎などを「代打の神様」として応援してきた。川藤氏などは「代打・川藤」と場内でコールされるだけで、甲子園球場が湧いた。ところがDH制では、そんな「代打の神様」が活躍するチャンスは、必然的に少なくなる。

 在阪スポーツ紙デスクが言う。
「代打の神様という言葉が今までどれだけ、1面の見出しとして躍ったことか。たかだか単語ひとつですが、これだけ分かりやすくファンに親しまれているは言葉は少ないですからね」

 先の球界関係者は、複雑な表情でこう話すのだった。
「あと何年かすれば、『代打の神様』ってなんのこっちゃ、ということになるでしょう。そうなれば寂しい限り」

(阿部勝彦)

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2026年09月14日 11:30

    AIは本当に人類を終わらせるのか。専門家のとある主張が世界を震撼させている。その「AI終末論」は、AI開発企業アンソロピックに勤めていた元研究員、ジェイコブ・コクソン氏によるもの。Xで「AI研究関係者の多くが、AIは今後10年以内に人類を破...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    事件
    2026年09月16日 20:30

    「ゾンビたばこ」と呼ばれる指定薬物「エトミデート」は、広島カープに大きな衝撃を与えた忌まわしいブツだ。元広島カープの羽月隆太郎氏にこれを譲り渡したとして医薬品医療機器法違反の罪に問われた会社役員・滝口涼介被告の初公判が9月16日に広島地裁で...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    社会
    2026年09月17日 07:15

    20世紀最大級のミステリーと言われてきた、イギリス・スコットランドのネス湖に生息するという未確認動物(UMA)の「ネッシー」に、再び熱い視線が注がれている。いったいなぜか。一時期は目撃情報が激減し、専門家からは死亡説や、人間の活動を警戒して...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/9/15発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク