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森保ジャパン「佐野兄弟」選出に「アンチ」が猛反発!活躍しても「取扱注意」になる

 6月に開催されるサッカー北中米ワールドカップのアジア予選で、本選出場を決めている日本代表が大幅にメンバーを変更した。2024年7月に不同意性交容疑で逮捕され、その後、不起訴処分になったMF佐野海舟が代表入り。森保一監督は会見で、選考理由をこう話した。

「ミスを犯した選手を社会から放任するのか、サッカー界から葬り去るのかということに関し、再チャレンジの道を与える方がいいと思った」

 佐野は今季、マインツ(ドイツ)に加入すると、リーグ戦全試合に出場。豊富な運動量とボール奪取能力の高さで、来季の欧州カンファレンスリーグ出場権獲得の立役者となった。

 事件後には復興支援や社会貢献活動に取り組んだことが評価され、森保監督のお墨付きをもらったようだが、ファンの反応はシビア。「大甘裁定」に批判が集中したのである。

 6月のアジア予選では新戦力発掘を掲げているが、消化試合であることは否めない。目玉材料と言えば、海舟の弟でNECナイメヘン(オランダ)に所属するMF佐野航大が初選出されたこと。日本代表の兄弟選出は、実に19年ぶりの出来事だ。

「本来は大々的に宣伝していきたいところですが、クラブはまだしも、日の丸を背負うことに納得していない『アンチ海舟』が根強く存在し、サッカー協会や日本代表オフィシャルスポンサーにも矛先を向けられてしまう。マスコミは兄弟選出にほとんど触れないようになりました」(スポーツ紙記者)

 森保ジャパンで活躍すればするほど、「取扱注意」の存在になっていく…。

(風吹啓太)

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