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記事全文を読む→【黒い甲子園】「集団暴行」広陵高校に対戦校が「握手拒否」も…「熱闘甲子園」で生じた「44年間の放送で見たことがない」異変
8月5日に開幕し、熱戦が続く夏の甲子園「第107回 全国高等学校野球選手権大会」だが、その盛り上がりに水を差したのが、全国屈指の強豪校として知られる広島県代表の広陵高校だった。試合直前になって、野球部員による集団暴行事件が発覚したからだ。
今年1月に野球部で集団暴行があったとする告発が、SNSで加害者の実名とともに拡散。暴力を受けた部員は転校し、高野連からは3月上旬に厳重注意を受けていたことが明るみに出た。
これまでの出場校による不祥事の事例に照らして「今大会への出場を辞退すべきではないか」との指摘が相次いだが、出場を強行したことで、批判は日増しに強まっている。
大会3日目となる8月7日、広陵は北海道代表の旭川志峯と対戦。3-1で勝利を収めたのだが、ここで異例の事態が起きる。
試合後に健闘を称え合う挨拶で、旭川志峯の一部メンバーに「握手拒否」と受け取れる動きが見られたのだ。これに「集団暴行への抗議ではないか」との見方が広がった。
広陵野球部をめぐっては「新たな暴力事案」に関する証言が飛び出しているが、前代未聞の番組内容となったのが、「熱闘甲子園」(テレビ朝日系)である。
「通常は対戦する両校の選手を追った取材VTRを放送しているのですが、この試合を伝えた7日の放送では、広陵に関する特集は全くなし。スタジオのヒロド歩美、古田敦也氏、斎藤佑樹氏も同校についてはコメントしなかった。1981年にスタートした『熱闘甲子園』で、このような内容は一度も見たことがありません」(スポーツメディア関係者)
広陵の中井哲之監督は試合後に、
「いろんなことが、皆さんにご心配をかけた」
と謝罪した。これで歴代5位に並んだという「甲子園で春夏通算80勝」は、汚れた節目となってしまった。
(川瀬大輔)
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