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記事全文を読む→【激震甲子園】広陵高校「出場辞退」でも早大・明大進学ルートが危うくなった名門のピンチ
夏の全国高校野球選手権大会に出場中だった強豪・広陵(広島)が、8月10日に大会出場を辞退すると発表した。堀正和校長が兵庫・西宮市内で緊急会見を開き、50人以上の報道陣が詰めかける中で説明。堀校長は併せて広島高野連副会長も辞任する。広陵は14日の2回戦で津田学園(三重)と対戦予定だったが、甲子園史上初めて「不祥事」による大会辞退となった。
発端は今年1月、野球部内で4人の上級生が下級生に暴行を加えた事件だった。被害生徒は3月末に転校。6月に学校側が第三者委員会を設置し調査中だったが、甲子園開幕前にSNSで暴力問題が拡散し、批判が集中した。堀校長は「第三者委員会の結果が出るまでは出場辞退は不要」と部側に伝えていたが、炎上の勢いは収まらなかった。
高野連は厳重注意の上で出場を認め、初戦(7日・対旭川志峯=北北海道)も実施されたが、アルプス席に吹奏楽部の姿はなく、試合後には旭川の一部選手が握手を拒否するなど異様な空気が漂った。大会中継のBS朝日がCM差し替えを行うなど、騒動は試合外にも広がり、学校側は「辞退以外に沈静化の道はなかった」と判断したという。
ただ、辞退で事態が収束する見通しは立っていない。スポーツ紙記者は言う。
「3年生の進路にも影響が出る。広陵からは早大や明大への野球部進学ルートがあるが、今後は閉ざされる可能性がある」
広陵の中井哲之監督は、巨人の二岡智宏ヘッド兼打撃チーフコーチ、小林誠司捕手、有原航平投手(ソフトバンク)、今季楽天ドラ1の宗山塁内野手らを育てた名将。学校側は「調査期間中は指導から外れてもらう」としながら辞任しない方針を示しているが、この状況では進退は不透明だ。
(小田龍司)
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