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記事全文を読む→これのどこが「戦後80年の日本人を支えた80曲」なのか…MC堺正章とSixTONESの曲が出て「忖度ばかり」のゲンナリ感
終戦の日が近づく中、「戦後80年間、日本人を支えた名曲を80曲お届けします」を謳い文句に、堺正章、小泉孝太郎、SixTONESがMCの「日本人を支えた80年80曲」(日本テレビ系)なる特番が8月11日に放送された。
1945年から2025年までの、その年を代表する1曲を10年単位で紹介するということで、最初に発表されたのが1970年から1979年。1970年はこの年のオリコンランキング1位になった「黒ネコのタンゴ」(皆川おさむ)だったのだが、続く1971年の「さらば恋人」(堺正章)で「ん?」となった。
確かにこの年の第13回日本レコード大賞で大衆賞を受賞しているし、同じ年の「NHK紅白歌合戦」にもこの曲で初出場しているが、オリコンチャートは「わたしの城下町」(小柳ルミ子)に阻まれ、最高位は1位。別にオリコンの順位が絶対基準ではないけど。「また逢う日まで」(尾崎紀世彦)や「17才」(南沙織)なんかも同年のリリースなのに…。どうにもMCの「しゃかいしぇんしぇー(堺先生)」におもねっているように見えてしまった。
この手の番組でよくあるのが「昔の名曲を、スタジオゲストのミュージシャンやアイドルが歌う」というもの。「ご愛敬」では済まされないほどお粗末だったり、歌に対する思い入れが特にないのが見え見えなのに、「私たち上手でしょ」と本人たちだけ気持ち良さそうだったり、変にねっちゃりと粘着質な歌い方だったり。あるいは「俺、センスあるから」と独りよがりなアレンジを加えたり。「カバー」なんて御大層なものではなく、単なるカラオケレベルのパフォーマンスを見せられるたびに、イライラする。
たとえご本人が登場したとしても、これはこれで相当に年季の入った痛々しい姿と歌唱を見せられては、「思い出のままにしておいてくれよ」とため息をつく結果になるのが関の山。今回の「80年80曲」も「誰が」とは言わないが、そんな感じだった。
番組後半には1945年から1959年の15年分が発表されたが、笠置シヅ子も美空ひばりも石原裕次郎も岡晴夫も高峰秀子も三橋美智也も、誰もかれもみんな、亡くなられた人ばかり。物理的(?)に「ご本人登場」は無理だから、このパートはSixTONESの面々が名曲の数々を歌ったのだが、だったら当時の映像をそのまま見せてほしい、と思った次第。
締めに歌われたのは、2020年に挙げられたSixTONESの「Imitation Rain」。同年のオリコンでは、Snow Manの「D.D.」とのカップリングで、SixTONESがメインの「Imitation Rain/D.D.」をSony Music Labelsから、Snow Manがメインの「D.D./Imitation Rain」はavex traxからリリースされるも、なぜかランキングはこれらの合算だったことで話題になった。
今回の演出も、彼らの初冠番組「Golden SixTONES」が日本テレビで放送中だからとかなんとか、結局、いまだに旧ジャニーズへの忖度があるように感じられて、「日本人を支えた」とはどうにも思えず(少なくとも私は「Imitation Rain」などに支えられた覚えはない!)。モヤモヤしたまま過ぎた3時間だった。
(堀江南/テレビソムリエ)
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