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記事全文を読む→Johnny「銀蝿がなければ何もない人生だった」/テリー伊藤対談(3)
テリー で、大人気になって、世界は変わったんですか。
ジョニー いやぁ、どうですかね。全国ツアーはうれしかったし、「この人気はどうしちゃったんだろう」っていう戸惑いはありましたけど、収入面がそれほど変わったわけでもなかったので。
テリー ええっ、何で?
ジョニー いろいろあるんですよ(苦笑)。なので、そんなに大きくは。
テリー 収入は誰が持っていったんですか? 事務所?
ジョニー 渋谷に8億のビル建ちましたから。
テリー うわぁ、すごい。その時「ちょっと待ってくれ。俺たち今、一番人気のバンドなのに収入少なくねぇ?」って言わなかったんですか?
ジョニー でも、当時ってツッパってはいたけど、それだけにタテ関係がしっかりしてるというか。事務所の社長に「君たちにお金を渡したら、すぐに使ってしまうから私が預かっておきますよ」って言われたら、「そうなのかな」って思いますよね。
テリー で、全部持っていかれた?
ジョニー でもね、その時はいろんな感情もありましたけど、67歳になった今もこうして音楽でメシを食えているのは、あの頃のおかげですから。本当にいい経験させてもらったし、横浜銀蝿がなければ、何もない人生だったので。
テリー いやいや、そんなことないと思いますけど。ジョニーさんは人柄がよすぎるからなぁ。
ジョニー いえいえ。
テリー そんな中で、いよいよソロで「ジェームス・ディーンのように」が出ますよね。僕、あの歌が大好きで、日本の歌謡曲のベスト100には絶対に入ると思うんですけど。
ジョニー あ、そうですか。テリーさんにそう言っていただけると、本当にうれしいです。
テリー あれ、作詞作曲もジョニーさんじゃないですか。すごく普遍的な青春の切なさを歌ってますけど、あんな歌をどうして作れたんですか?
ジョニー 別に自分の思っていることを、ただ書いただけで、どうやって作ったっていうのは、あまりないんですけど。ただ、(嶋大輔の)「男の勲章」も俺が詞を書いていて、あれも同じような「ツッパリってこうなんだ」「生きるってこういうことなんだ」がテーマなんですね。その40年以上前にヒットした曲が、また6、7年前に再ブレイクして、今の若者たちにまた口ずさまれてというのは、本当にうれしいですね。
テリー ねぇ。
ジョニー 昭和から平成、令和に変わって、いろんな常識がどんどん変わっていく中で、人間の本心にあるものがずっと変わらないっていうのは、「男の勲章」のリバイバルで、ある意味証明してくれたかなと思いますね。
テリー その後、1983年に銀蝿が解散して、さっきから何度か出ているキングレコードに1988年に入社しますよね。これは何だったんですか。
ジョニー 銀蝿が解散した後、ソロでやったり、作曲家をやったりして、大変というか、六本木で皿洗いしながら頑張っていたんですけど、今の妻が高校の同級生なんですね。
テリー ええっ!?
ジョニー 翔君と今の妻と同じクラスだったんです。
テリー けっこう純愛ですね。
ジョニー ま、ある意味、純愛なんですけど。隣の席だった子で。
テリー 隣の席の人と結婚したの? 大純愛じゃないですか。
ジョニー それで、銀蝿時代からずっと応援してくれていて、解散後も「とことんやってよ。ついていくから」みたいな感じだったんですけど、なかなか食えなくて、29歳の時に子供ができて、それでも「頑張ってよ」って言ってくれてたんですが、「今度は俺が家内と子供のために頑張らなきゃ」って。それで、きっぱり音楽活動から足を洗って、レコード会社に入ったという経緯です。
ゲスト:Johnny(じょにー)1958年、神奈川県生まれ。1980年、「THE CRAZYRIDER 横浜銀蝿 ROLLINGSPECIAL」のリードギターとしてデビュー。1981年には作詞作曲を手がけた「ジェームス・ディーンのように」でソロデビュー。TBS系ドラマ「茜さんのお弁当」の主題歌に起用され、オリコン年間16位を記録するヒット曲になる。横浜銀蝿解散後も音楽活動を続けるが、1988年、キングレコード入社。ディレクターとして中山美穂、的場浩司らの作品に携わった。2019年、「横浜銀蝿40th」の際に期間限定で活動を再開。現在は「45th Live Tour『1983.12.31 Final Countdown Setlist Retry』」および「茶話会 45th地方巡業」開催中。8月24日「仙台Rensa」、9月21日「KTZepp Yokohama」。
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