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記事全文を読む→【動物ふしぎ発見】猫が狭い箱に入って落ち着いているのはなぜか…ウチの3匹の習性を観察してみた
猫にはいろんな習性がある。誰もが感じているのは、箱や丸い入れ物などに入るのが大好きということだろう。いったいなぜか。これには猫なりの理由があるそうだ。
もともと野生動物の猫は他の動物から身を守るために、本能的に隠れようとする。敵が前から来たら逃げることができるが、もし後ろからやって来たら、わからない間に一撃にされるかもしれない。その点、箱に入れば、敵をガードできるということらしい。
箱に入ることで外の世界との仕切りを作り、遮断することができる。これは精神的にも、猫にとっては楽なのだそうだ。自由気ままでよそ者に邪魔されたくない猫にとって、箱は好都合というわけである。
加えて、猫には閉所指向があって、箱のような狭い空間が大好きだ。人間には閉所恐怖症があるが、猫にはそれがないのだろうか。狭いほど気持ちが落ち着く、という習性を持っているのだ。
動物には必ずある、縄張り意識とも関係がある。ここは俺の縄張りだから近づくな、という自己主張だ。
温度との関連もありそう。箱の中は温度がほんわかとしていて、心地良い暖かさなのだろう。外気の暑さ対策になっているのかもしれない。
猫が箱などを好むのはこうした理由によるものだが、では我が家の3匹はどうか。結論からいえば三匹三様で、一般論とは異なっていた。
まず、とにかく箱が大好きなのが一匹。ミネラルウォーターが入っていた箱を空っぽにして立てておくと、体重10キロ超の重たい体でピョンと飛び上がり、スッポリ収まる。どこに隠れたのかと探すと、箱の中でジッとしていた、ということがある。
クリーニングに出す衣服を入れている、四角いカゴも定位置のひとつだ。洗濯物を取り出した後、恍惚の表情でウットリしている。汗臭い衣類を好む、という変な癖があるのかもしれない。
あとの2匹はどうかといえば、箱にはほどんど入らない。うっかり入って閉じ込められたら逃げ場がなくなってしまう、箱の中はヤバイと、動物的な勘が働いているようだ。ただし、狭い空間が嫌いかというと、押入れの隅っこでジッとしていることが多い。そこにフタはされていないから、逃げ道があると思っているのだろうか。
箱に入るか入らないか、箱が好きか嫌いかも、猫は一様ではないのだった。
(峯田淳/コラムニスト)
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