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記事全文を読む→香港メディア報道でバレた!中国当局の猫900匹生き埋め「無害化処理」の常軌を逸した光景
先進国では動物愛護運動が高まりを見せる中、中国では2010年に猫や犬肉を食べることを禁止する動物虐待防止法制定へと動き出した。しかし、食肉団体からの強い反発などがあり、頓挫。猫や犬の殺処分に関しては現行法にある、病気蔓延の可能性がある、あるいは検疫を行っていない場合のみ、当局が動物防疫法で没収、処分することになっている。
今年3月、中国のSNS上に、大量の猫が檻に入れられたまま、地面に掘られた深い穴に落とされ「処分」される様子がアップされ、大騒動になった。
さらに4月12日には香港メディア「香港01」が、この映像が撮影されたのは中国・広東省仏山市三水区であると報道。当局により、900匹の猫が生き埋めにされる際のものだったとして、騒動に拍車がかかることになった。
動画にあるのは、目をそむけたくなる光景だった。数メートル掘った土の穴に、木製の籠などに入れられた猫が放り込まれ、ショベルカーから次々に土が被せられていく。穴から這い上がろうとしたり、必死にジャンプして逃げ惑う猫たちの姿が鮮明に映し出されていた。
「香港01」の取材に対し、地元当局担当者は「動画は事実と異なる」として、違法飼育業者から保護した猫を法律に則り、適切に処理していると説明。ただ、現場とされる広東省仏山市は、古くから猫肉産業で栄えてきた場所だ。
「広東省では現在も、猫の肉1斤(600グラム)がごく普通に4.5元(約90円)程度で売買されています。当局が主張する『無害化処理』と呼称する手法や、殺処分された猫の肉に行方については、かねてからダーティーな噂がある。昨年も場所は不明ながら、中国のある池で、100匹近い猫が溺死する動画がSNS上に出回りました。近年は地元の動物保護団体が猫の殺処分方法に、監視の目を光らせているようですが」(中国文化に詳しいジャーナリスト)
猫の殺処分について当局は、地元の動物愛護団体に「二酸化炭素を用い、窒息死させる形で処分を行っている」と説明しているが、確認すべく現場立ち会いを要求すると、当局は頑なに拒否したという。
「一部情報によれば、仏山市における猫の『無害化処理』に要する予算は、1匹あたりおよそ5元~7元(約100円~140円)。予算の上限は10万元(約200万円)といわれますから、予算外の猫についてはどのように処理しているのか不明です。当局は否定していますが、予算がない以上、別の方法で処理を行うしかなく、生き埋めなどの行為が横行しているのではないかといわれています」(前出・中国文化に詳しいジャーナリスト)
それぞれの国にはそれぞれの歴史があり、法律がある。しかし命にかかわる問題である以上、闇の行為には異を唱えるしかないのである。
(灯倫太郎)
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