社会
Posted on 2025年08月30日 06:02

日本人ロシア軍義勇兵が激白する「ウクライナ戦争の真実」(3)ウクライナ軍が市民を虐殺

2025年08月30日 06:02

 激戦地の最前線にいるだけに生傷は絶えない。当然ながら、金子氏は何度も入退院を繰り返している。なんと、取材を申し込んだ時も療養中だった。

「『カミカゼ』の襲撃を受けて顔や腕を負傷しました。ケガをして最もシンドイのが食事。戦場では、病院付近であっても24時間ドローンが飛び交っているので、食料を運ぶだけでも命がけです。そのため、朝、昼、夜のメニューこそ違うが、まともな食事は配給されません。特にスープの味が薄くて完食するのも一苦労です。みんなスープにマヨネーズをぶち込んで“味変”していました。医師から『入院がまだ必要』と言われながらも3日で退院して、今は骨折した状態で戦場に戻っています」

 25年2月にも金子氏は敵軍の標的となっている。

「クルスクへの『突撃作戦』で3日間孤立してしまったんです。その時に迫撃砲による爆撃の破片を背中に食らってしまって‥‥。生きているのが奇跡ですよ。ちなみに、敵との銃撃戦中はアドレナリンが出ているので痛みはほとんどありません。せいぜい、衝撃を感じる程度。ふと、違和感を覚えて、触ってみると手に大量の血がつく。それで、『あ、やられていた!』と生傷の存在を知るんです」

 凄惨な戦争は終結するのか。米露ウ首脳会談の実施に向け動き始めたように見えるが‥‥。

「ロシア国民の感情は停戦に向いていません。というのも、クルスクに侵攻してきたウクライナ兵が市民を虐殺や性暴力など、あまりにもひどい惨状で‥‥。クルクスの一軒家には、冬に備えて食料を貯蔵する地下室があるんですが、そこに市民を閉じ込めて手榴弾を投げ込まれることも。少女がレイプされたり、老人が手足を切断されたりと耳に入るのはむごたらしい情報ばかりです。とはいえ、今では考えが大きく変わり、敵兵にも義があると思いますので、敬意を持って戦っています。信じる国が違うだけですから」

 最後に日本人に向けてメッセージを送ってくれた。

「もちろん戦争はクソです! しかし、戦争アレルギーのままに常に他国の顔色を気にして、平謝りして、金を払わされる国はもっと悲惨。自分たちの世代がそれで難を逃れても子孫たちにそのストレスは受け継がれることになる。要は武力のない国が願う平和って絵空事にすぎないんですよ。例えば不良の番長会議にパシリが出席したとして、誰がパシリの発言に耳を傾けるのか? 簡単な話だと思います。他国に攻められたらどうするのでしょうか?『同盟国が守ってくれる』という言葉がいかに妄言であるか、ウクライナを見てよくわかったはずです」

 戦闘の最前線で生身に受けた危機感は、安穏とした祖国を思うほど焦燥感へと変わっていくようだ。

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