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記事全文を読む→JRA短期免許の「マジックマン」モレイラが挑む「最大の目標」と「セントライト記念」の手ごたえ
「マジックマン」ジョアン・モレイラ騎手がJRAの短期免許で来日し、9月13日(土)から28日(日)まで騎乗する。身元引受人調教師は堀宣行師で、契約馬主は里見治氏だ。
春に次いで今年2度目の来日で、前回は高松宮記念(サトノレーヴ)、桜花賞(エンブロイダリー)、皐月賞(ミュージアムマイル)でGⅠ3勝を挙げている。
今回の最大の目標は、9月28日に行われるスプリンターズS(GⅠ、中山・芝1200メートル)でサトノレーヴに騎乗して、春秋スプリントGⅠ制覇を果たすことにある。
この他にも有力馬の依頼が相次いでおり、勝ち星を量産するに違いない。ちなみに、春は1カ月で23勝して勝率35.9%、連対率54.7%だった。
今週は22頭に騎乗予定であり、3つの重賞全てに挑む。9月13日のチャレンジカップ(GⅢ、阪神・芝2000メートル)ではオールナットに、14日のローズS(GⅡ、阪神・芝1800メートル)ではミッキーマドンナに、15日のセントライト記念(GⅡ、中山・芝2200メートル)ではファイアンクランツに騎乗する。
ファイアンクランツには美浦での最終追いに騎乗して、感触を掴んでいる。5馬身先行した僚馬グランプレジールとの差を1馬身差に詰めたところでゴールだったが、その後もしっかり追って、並んでみせた。
「反応に少し時間がかかったけど、非常にいい末脚だった。いちばん目立ったのは安定感。春に騎乗した時(青葉賞2着)は折り合いが心配だったが、メンタル面が成長しその不安はなくなった」
と、モレイラは手応えを感じた様子。今回は自らの手で皐月賞を制したミュージアムマイルが強力なライバルとなるが、それにどう立ち向かっていくかだ。
騎乗馬でもう一頭、取り上げたいのが、9月15日の中山2R・2歳未勝利のダーリングハーストだ。あのフォーエバーヤングの半妹で、管理する国枝栄調教師が、この馬で暮れの阪神JF(GⅠ)を狙いたいと言っている素質馬だ。
6月の東京・新馬戦では今ひとつ伸びず3着に終わったが、その後、牧場に出して立て直しを図った。その甲斐あって、馬体がひと回り以上も大きくなり、パワーアップした印象だ。国枝師は、
「体が良くなって、身が入ってきた」
と自信ありげである。
前走同様に1番人気での出走となるだろうが、強敵が見当たらないので、しっかりと勝っておきたいところ。他馬を蹴散らすような走りを見せてほしいものだ。
(兜志郎/競馬ライター)
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