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記事全文を読む→サンスポ、水戸正晴の万券を生む血統論「レッツゴードンキが差し切る!」
秋GIシーズン到来! 今週は中山で「スプリンターズS」が行われる。人気の中心は春の高松宮記念を制したビッグアーサーだが、3年連続で2桁人気馬が馬券に絡んでいる波乱含みの一戦。はたして、春秋制覇なるか。
今週のメインは、第50回スプリンターズS。この秋競馬最初のGIは、電撃の6ハロン戦。快速自慢が集いフルゲート必至。ファン必見の白熱した見応え満点のレースが繰り広げられる。
顔ぶれがいい。高松宮記念をレコードで制したビッグアーサーが、まずは最右翼か。前哨戦のセントウルSをあっさりと逃げ切って健在ぶりを見せつけたが、他の有力候補も黙ってはいまい。ここ一本に備え、満を持す実力派ミッキーアイル、一昨年の覇者スノードラゴン、アイビスサマーダッシュ勝ちのベルカント。
さらにダンスディレクター、ネロ、レッドファルクスの古豪勢に、やはり前哨戦のキーンランドCを制して意気上がるブランボヌール、函館スプリントSをレコード勝ちしたソルヴェイグ、2着シュウジの3歳勢が加わる。他の伏兵陣も多彩で、どの馬が勝利をモノにしても不思議はなさそう。馬券的にも、かなりおもしろいGI戦と言っていい。
まずデータをひもといてみよう。馬単導入以降、これまでの14年間、その馬単で万馬券になったのは4回(馬連は1回のみ)。この間、1番人気馬は6勝(2着3回)。2番人気馬は1勝(2着6回)。比較的人気サイドで決着を見るGI戦と言っていいか。
年齢的には、どうか。やはり充実ぶりを見せる4、5歳馬がよく連対を果たしているが、牝馬の活躍が目立つのも特徴だ(00年以降の16年間で5勝、2着6回)。他の牡牝混合のGI戦と比べると顕著で、ベルカントなど今回の5頭を軽く見るのは禁物だ。
以上のことを頭に入れ、馬券検討に入ろう。といっても前述したように各馬の力に大きな開きはない。何とも難解な一戦だ。
しかし穴党としては、ビッグアーサー、ミッキーアイルといった人気どころから入るわけにはいかない。悩むところだが、最も狙ってみたいのは、レッツゴードンキだ。
周知のとおり桜花賞を圧勝したれっきとしたGI馬。が、その後の成績がイマイチ冴えず“終わった”と見る向きもある。しかし騎手の助言もあり、スプリント戦にホコ先を向けるようになって成績が安定しだした。
春のGI高松宮記念は、調子も一息で、初めて経験する6ハロン戦ということもあり8着に敗れたが、前2走の函館SS、キーンランドCは見せ場たっぷりで、ともに3着に頑張っている。この両レースとも勝ち馬とはコンマ2秒差。陣営は“やれる”との手応えをしっかりつかんだはずだ。
健在ぶりは明らか。この中間も順風満帆で、1週前の追い切りは軽快そのものだった。
「早くから秋の最大目標にしていた。このぶんなら今年、最もいい状態で臨めそう」
梅田智調教師をはじめ、厩舎スタッフは、こう口をそろえ、仕上がりのよさを強調している。
末脚を生かす競馬が板についてきたことも見逃せない。人気どころは逃げ、先行脚質が多い。好位、あるいは中団で立ち回れるこの馬にとっては展開も向くというものだ。中山は初めてになるが、直線に急勾配の坂があるのは、持ち味を生かすには好都合だろう。
一流とは言いがたい血筋だが、世界的大種牡馬ミスタープロスペクターの3×4の近親配合(奇跡の血量)が、この馬の力の源泉。充実ぶりを見せる4歳牝馬。王者に就くにふさわしく、大いに期待したい。
連下は手広く流したいが、ソルヴェイグ、ダンスディレクター、ベルカント、サトノルパンといったところは厚めに買いたい。
特にダンスディレクターで、休み明けを一度使われて急上昇。前走時(444キロ)から体重が増えているようなら、良馬場条件に逆転があってもいい。
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