スポーツ
Posted on 2025年09月12日 18:15

「子供の頃は二岡智宏ファン」鈴木誠也がセ・リーグDH制で日本球界復帰の現実味

2025年09月12日 18:15

今季のカブス・鈴木誠也は、前半は快調な打撃で存在感を示したものの、終盤は失速が際立っている。直近のブレーブス3連戦では6試合連続安打をマークし勝利に貢献したが、31試合連続ノーアーチと長打力に陰りが見える。実際、出塁率や長打率を反映したOPSは、4月には1.095あったが、9月には.548まで大きく落ち込み、得点貢献度もキャリア最低水準に沈んでいる。単なるスランプではなく、打撃全体の力が低下していることを示す数字だ。

 契約面では2022年にカブスと5年総額8500万ドル(約101億円)で合意し、広島に約1462万ドル(約17億4000万円)の譲渡金が支払われている。2026年で契約満了、FAは2027年となる。来季も基本的にはメジャー継続の見込みだが、チーム内での立場は盤石とは言えない状況にある。カブスは今季、外野手カイル・タッカーをトレードで獲得しており、起用法はタッカーの去就に大きく左右される。そんななか、米メディアの一部は「来季終了後、カブスは鈴木にサヨナラを告げる公算が大きい」と報じており、評価を回復できなければ契約満了と同時に放出のシナリオも現実味を帯びる。

 そこで日本のファンが期待するのが、NPB復帰の行方だ。契約満了後の2027年以降が最初の現実的なタイミングであり、セ・リーグも同年からDH制を正式導入する。守備に不安はないが、打撃に専念できる起用枠が増えるのはプラス材料で、獲得を望む球団は多いと見られる。
 
 そうなると、最有力はやはりポスティングを容認して送り出した古巣・広島だ。しかし、鈴木自身は子供のころ巨人ファンで、憧れの選手は二岡智宏だったと語っている。東京出身という背景や、巨人が好条件を提示すれば、岡本和真の将来的なメジャー挑戦や、丸佳浩の世代交代を見据えた補強の目玉となる可能性もある。

 2026年まではカブス残留が既定路線だが、後半戦の失速が評価を揺るがし、球団のプラン次第では「27年の去就」が最大の焦点になる。セDH導入という環境変化、そして本人のバックグランドを踏まえれば、NPB復帰の現実味は着実に高まっているといえる。

(ケン高田)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    スポーツ
    2026年07月27日 11:00

    二転三転したサッカー日本代表の次期監督問題、どうもスッキリしないのはなぜか。日本サッカー協会(JFA)は北中米W杯で指揮を執った森保一監督を、来年1月に開幕するアジアカップ(2027年1月7日から2月5日・サウジアラビア))まで続投させるこ...

    記事全文を読む→
    スポーツ
    2026年07月28日 14:30

    中日ドラゴンズの元投手で、タレントなどで活躍した板東英二さんが7月22日に慢性心不全のため死去していたと、7月28日に公式サイトで発表した。86歳だった。1940年4月生まれ、満州出身で戦後は徳島県で育った。徳島商時代にエース投手でプレーし...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    スポーツ
    2026年07月29日 11:30

    コロラド・ロッキーズの菅野智之が「夏の主役」となりそうだ。メジャーリーグ各球団が期限ギリギリになると、駆け込みトレードを次々と成立させている。優勝争いから脱落したチームが主力選手を手放し、その見返りとして将来性の高い若手選手を複数人もらう。...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/7/21発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク