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記事全文を読む→マツコ、辞めるってよ!腰が完治しないので…アイドル式「引退ひと儲け企画」は完成するか
日本テレビは10月期の番組改編説明会で「月曜から夜ふかし」の放送継続に言及した。この番組は中国人女性の街頭インタビューを不適切に編集し、発言の趣旨を意図的に捻じ曲げたとして現在、BPO(放送倫理・番組向上機構)の審議対象になっている。最悪、打ち切りもあるかと危惧していたので、ひとまず安心した。夜、寝る前にぼーっと見るのにちょうどいい番組なので、続けられるものなら続けてほしい。
マツコ・デラックスと村上信五(SUPER EIGHT)の掛け合いは見ものだが、この番組の肝はなんといっても、街頭などでの一般人へのインタビュー。世の中にはこんなにも変わり者がいるのかと、毎回、驚かされる。
9月22日の放送では「夜ふかし早朝インタビュー」をやっていたが、上野で会ったおじさん2人がなんともいえず。ひとりは女装帰り、もうひとりはその女装男性とお付き合いしている人だったり。渋谷で動物のかぶりものをしている男性は、自身を「ケモナー」といい、獣の装い(獣装)をしている、と語っていた。
あるいは「素朴な疑問を調査してみた件」として「獣医として診るのが最も難しい動物は?」(答えは亀)とか、「退職代行の会社を辞める人は退職代行を使う?」(答えは、他社の代行を使って辞めた人がいた)とか、知ったからといって何かトクするわけでもない情報を、いろいろ知ることができる。
最も驚いたのは「高級住宅街で散歩している犬の月のエサ代を調査」するもの。東京の高級住宅地・広尾で番組スタッフがワンちゃん連れのセレブに声をかけるのだが、「月々、ワンちゃんのエサ代はいくらかかるか、調査しているんですけど」というと「エサじゃないですよ、お食事!」といきなり注意されていたのには笑った。
が、2匹のミニチュアダックスを連れているセレブ飼い主さんの「生肉をあげているんだけど、こっちの子はラムが好きで、こっちの子はウサギ、ウズラかな。(エサ代は)10万円くらい」という話には絶句。セレブ犬の5分の1の食費で生活している己を顧みて、悲しくなった。生まれ変わるならセレブ犬になりたい…そう心から思った。
そんな人生のしょっぱさを味わった回だが、いちばんの問題は「マツコの腰がまだ完治していない件」だ。番組途中で腰に手を当てたマツコと、村上とのやりとりがあった。
「まだ完治してへんのか」
「完治なんかしないわよ。常に常に怯えながら生きてる感じ」
立ち上がる時や、ベッドから起き上がる時、トイレでいきんだり、くしゃみが出そうになる時など、常にピリピリしているとか。
「隠居や、隠居や」
「そろそろね、皆さんにもうあとキリのいいところで、辞めさせていただきますから。考えておいてくださいね、皆さんに。何にもないのよ、私。貢物するシステムが」
アイドルのように、アクリルスタンドなどのグッズや握手会でひと儲けしようと企んでいる模様。あわよくば「マツコ神社」を建立する勢いだ。
マツコの「辞める辞める発言」は今に始まったことじゃないが、今回ばかりは、腰の痛みがツラそうだし、課金システムが整い次第、本当に隠居してしまうんじゃないか、と。
(堀江南/テレビソムリエ)
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