スポーツ
Posted on 2025年09月25日 13:00

【新井カープ続投決定】2年連続Bクラスでも「実質5年契約」の危うい裏事情

2025年09月25日 13:00

 広島カープの新井貴浩監督が、来季も続投することが決まった。来季は4年目に突入する。

 今季の広島は、夏場に大きな失速を喫した。7月の月間成績はわずか4勝16敗3分と低迷。8月は持ち直したものの、阪神戦では6勝19敗と大幅に負け越し、最下位のヤクルトにも8勝11敗と分が悪かった。結果、2年連続でBクラスが確定。昨季に続く失速で、ファンの失望も大きい。

 それでも続投を決断した松田元オーナーは、「来年以降もつ辛いかもしれないが、絶対に成果を出してくれると思っている。成果を見られるよう、その分(長い)年月をやればいいと思っている」とコメントしている。

 一見すれば1年ごとの契約更新に見えるが、広島担当記者によれば「新井監督就任時から実質5年契約を前提としたもの」とされる。こうした背景もあり、オーナーの強い信頼が続投に直結したとみられる。

 しかし、この決定はファンの間で賛否を呼んでいる。広島は市民球団としての独自色が強いが、その経営姿勢に疑問を投げかける声も少なくない。MLBへ移籍した前田健太や鈴木誠也のポスティング資金を自治体に寄付するなど、地域密着型の姿勢は評価される一方、配信サービス「DAZN」との契約を主催試合で結ばず、多くのファンが観戦機会を失っているのも現状だ。昨年9月、阿部巨人が広島で優勝を決めた試合もDAZNでは中継されず、落胆の声が広がった。

 こうした球団方針には、松田オーナーの意向が色濃く反映されているとされる。ファンの不満が高まるなか、新井監督続投には「結果を出せなければ一気に暗黒時代が再来する」との厳しい見方もある。観客動員数についても「広島だけ前年比マイナスに転じる可能性がある」との指摘が記者から出ており、球団経営にとっても危機感は増している。

 プロ野球は結果がすべての世界。新井カープに残された猶予は多くない。来季こそ勝利でファンの期待に応えなければならないだろう。

(小田龍司)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2013年11月26日 10:00

    11月8日、歌手・島倉千代子(享年75)が肝臓ガンで死去した。島倉といえば、演歌の王道を歩むように、その生き様は苦労の連続だった。中でも、莫大な借金返済で味わった地獄は理不尽極まりなかったようで──。島倉は、男を信じて手形の保証人となったせ...

    記事全文を読む→
    スポーツ
    2026年05月07日 07:00

    メジャーリーグの3月・4月の月間MVPにはドジャースの大谷翔平が選ばれ、投手部門での初受賞となった。5試合に先発登板して2勝1敗、防御率0.60の好成績からして、文句ナシの選出だったことは想像に難くない。しかし日本球界では、セ・リーグの3月...

    記事全文を読む→
    スポーツ
    2026年05月07日 11:30

    借金13、単独最下位。4月の時点で早くも重苦しい空気に包まれていた中日が、苦境打破の願掛けとして持ち出したのが、古来の験担ぎである「盛り塩」だった。それがわずか10日で、税込650円のおにぎりに化けた。バンテリンドームナゴヤで5月4日から発...

    記事全文を読む→
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/4/28発売
    ■680円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク