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記事全文を読む→日本で居場所を失った選手ちが輝く場所…安樂・乙坂が証明したメキシカンリーグの可能性
前所属の楽天では2023年まで連続50試合以上に登板し、中継ぎやセットアッパーとして活躍した安樂智大投手。しかし、同年オフに後輩選手へのパワハラ行為が発覚し、自由契約の身となった彼が再起の場所として選んだのがメキシカンリーグだ。
首都に本拠地を置くメキシコシティ・レッドデビルズに入団し、24年にはセットアッパーとしてリーグ優勝の胴上げ投手を経験。今シーズンはクローザーとしてリーグ最多の22セーブを記録するなどリーグを代表する投手となっている。
一方、巨人に今年7月加入した乙坂智外野手もメキシコでプレーしたひとり。21年までDeNAに所属していたが、同年コロナ禍で球団が不要不急の外出を禁止していた中、深夜のクラブ遊びが報じられたことで謹慎処分となり、シーズン後には戦力外通告を受けていた。安樂投手より先に再起の場としてメキシコを選んだわけだが、22年は打率3割6分7厘・26盗塁、米独立リーグを経てメキシカンリーグに復帰した24年も打率2割9分5厘・12盗塁とリーグを代表する好打者として今年5月にはMLBシアトル・マリナーズとマイナー契約。シーズン途中の巨人移籍の背景には、そうした実績が評価されたのは言うまでもない。
ここで注目すべきは、メキシカンリーグが日本人選手の再起の場となっていること。気になるリーグのレベルはどのくらいなのだろうか?
「レベル的には、米マイナーの3Aや台湾プロ野球とほぼ同じです。安樂投手の場合、乙坂選手と違ってパワハラ問題が退団の原因なので日本球界復帰は厳しいですが、MLBの球団とのマイナー契約の可能性は大いにある。もしメジャーの舞台に立つことがあれば、メキシコに渡る選手は今後さらに増えるかもしれません」(スポーツ紙記者)
メキシコといえば、23年WBC準決勝で侍ジャパンと死闘を演じた中南米を代表する野球強豪国。日本よりも本場の環境に近いため、ここで結果を残せる適応力があれば、むしろ再起への近道とも言えそうだ。
(滝川与一)
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