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記事全文を読む→【弟子入り志願の芸人告白】バスローブ姿で出てきたタモリが呆れ果てて「49日目の岩井ジョニ男に放った言葉」
昨今、お笑い芸人になるには養成所に入るのが定番だが、ひと昔前はオーディション雑誌を見て事務所のオーディションを受けたり、芸能人に弟子入りして運転手や付き人から始めるしか選択肢はなかった。
板尾創路はかつて、島田紳助の自宅に押しかけたことがある。本人の告白によると、
「いきなりピンポンって行って。ラジオ帰りかなんかの夜で、生放送の終わりやったらいてはると思って。よう行ったなと思うんですけど。素人なんでね、怖さも何もなく。行ったら普通に奥さんが出てきて。『ちょっと待ってください。どうぞ、上がってください』って言われて。もう、すぐ家に入れてもらって」
予想を裏切るスムーズな対応だったという。
板尾が紳助に「弟子にしてください」とお願いすると、
「今、1人おるんで。ちょっと今は取られへんけど」
そう言って断られたが、紳助から代案が出た。
「今、吉本にNSCっていう学校あるから、そこ行ったらどうや。そこに行きながら何年かやって、ウチ遊びに来たらええがな」
そんな優しい言葉までかけてもらい、いたく感動する板尾青年だった。振り返って言うには、
「やっぱり紳助さんのそういうのがなかったら、たぶん入ってないんじゃないかなっていう。そこで門前払いやったらたぶん、すぐ諦めてる。『なんや、このボケ』って思いながら、やってないと思う」
昭和サラリーマンの風貌でお馴染みのイワイガワ・岩井ジョニ男も、芸能界へのチャレンジはタモリへの弟子入り志願から始まった。ホストクラブで働いていた時のこと。そこのお客さんから「近所にタモリが住んでるわよ」と言われ、迷わずインターフォンを押しに行った。タモリからは「弟子は取らないよ」と断られ、それでも毎日、通ったという。
1カ月ほど続けたある日、ようやくタモリが自室に通してくれた。
「タモリさんがバスローブで出てきて、無言で。しゃべり出したなと思ったら『この世界はフィーリングだから、それを君に教えることはできないから。あと、近所迷惑だから二度と来ないでくれ』と」
正式に断られたジョニ男だったが、「やっぱいいこと言うな。もうちょっと話を聞いてみたくなった」と感動し、翌日以降も通った。
そんなジョニ男にタモリは唖然。
「あれ? 昨日言ったこと、わからなかったの?」
そう言うと、膝から崩れ落ちたという。一方のジョニ男が回想するには、
「よく雨が降ってまして、シチュエーションが良かったんです。雨がそぼ降る中、私が待ってるわけですから。なんとなく向こうの心も揺れ動いている…」
図々しくも、そう感じていたのである。
最終的には、呆れ果てたタモリから49日目に「免許あるか」と聞かれ、3カ月の見習いで運転手になったという。
(坂下ブーラン)
1969年生まれのテレビディレクター。東京都出身。専門学校卒業後、長寿バラエティー番組のADを経て、高視聴率ドキュメントバラエティーの演出を担当。そのほか深夜番組、BS番組の企画制作などなど。現在、某アイドルグループのYouTube動画を制作、視聴回数の爆発を目指して奮闘中。
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