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Posted on 2025年10月15日 11:00

サッカー日本代表がブラジルに大逆転勝ち「野球で喩えるとどのくらいの出来事か」に対する「スゴイ答え」

2025年10月15日 11:00

 日本サッカーが、ひとつの壁を超えた。森保ジャパンがサッカー王国を打ち破った。FIFAランキング19位の日本が、6位のブラジルを大逆転の3-2で撃破したのだ。
 5度のワールドカップ制覇を誇る相手から、国際Aマッチでは史上初の白星をもぎ取り、通算成績を1勝11敗2分とした。前半を終えて0-2からの、怒濤の大反撃だった。

 歴史的な逆転劇の熱気充満は、サッカーファンの間だけにとどまらなかった。日本ではもともと野球が国民的スポーツとして根付いており、サッカーとは一定の距離を置いて語られることが多い。国際大会のたびに「どちらがより盛り上がったか」で比較され、ファン同士が張り合うことがしばしばだ。
 
 しかし、この夜だけは違った。ちょうどプロ野球がクライマックスシリーズ・ファイナルステージ前だったこともあり、自然とサッカー国際親善試合に目が向いたのだ。
 日本が2点のビハインドから反撃を開始すると、SNSは興奮で沸き返る。
「これは本気で凄い」
「果敢に攻める姿勢に震えた」
 普段はサッカーに関心を示さない野球ファンが、素直に称賛を送ったのだ。

 予想外の展開に、野球ファンが集まるコミュニティーサイトでは「野球でいえばどのくらいの出来事なのか」と、その衝撃を自分たちの感覚で確かめようとする書き込みが目立った。すると、こんな「答え」が。
「スポーツ名門ではない高校が、甲子園で優勝するようなもの」
「長年、控えだった選手が首位打者になるような出来事」
「12球団最下位のチームがメジャーの強豪を倒すくらい」
「巨人のリチャードが首位打者」

 いずれも、想像を超えた番狂わせの比喩だ。サッカーと野球では競技の規模も仕組みも違うが、「ブラジルに勝つ」という事実を野球の感覚で喩えたら、そのくらいの衝撃だったというわけだ。

 後半25分、伊東純也のコーナーキックから上田綺世のヘディングでついに逆転すると、ブラジルの選手たちが「信じられない」といった表情を浮かべたのが象徴的だった。
 試合後、ブラジル側からは「集中を欠いた」「メンタルを立て直す必要がある」との声が漏れたが、それは同時に日本のパフォーマンスを認めた証でもあった。

 野球ファンがサッカーの勝利に拍手を送る光景は、そう多くない。それでもこの夜ばかりは、競技の違いを越えて連帯が生まれた。結果以上に、記憶に残る試合になったのである。

(ケン高田)

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