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サッカー日本代表が王国ブラジル代表に歴史的勝利を飾った裏で、ある「騒動」が勃発していた。
J1鹿島アントラーズの小泉文明社長が試合中に自身のXに、〈#前半2失点なのでそろそろGK早川選手でどうでしょう〉投稿。選手の起用法に関して投稿したのだ(現在は削除)。「早川選手」とは、日本代表メンバーで鹿島のGK早川友基のことであり、ブラジル戦はGK鈴木彩艶がスタメンで出場していた。
これをきっかけに、鈴木へのリスペクトがなさすぎるとして、SNS上で物議を醸し、批判が噴出する事態になった。すると10月15日になって、再び小泉社長がXを更新。
〈試合中の私の投稿について、一部の方に不愉快な想いをさせてしまい大変申し訳ございませんでした。謝罪して深くお詫びします〉
これで騒ぎは収束に向かったが、今回の一件、意外な展開を見せている。サッカーライターによれば、「早川は今年7月に開催された東アジアE―1選手権で日本代表に初招集されました。発言自体は迂闊と言われても仕方がないものでしたが、社長として所属選手を見たくてしかたがないがゆえの発言。これが、鹿島サポーターの間では気持ちを代弁してくれたと、むしろ好感度が上がっています」
それほど鹿島サポーターに愛されている26歳の早川とは、今季のリーグ戦で全試合にフル出場。9年ぶりの優勝を目指し、首位を走る鹿島の絶対的守護神としてゴールマウスを守っている。
「得点ランキング1位のFWレオ・セアラやクラブの顔であるFW鈴木優麿がクローズアップされますが、これまで早川は毎試合スーパーセーブを連発。今季のMVPに推す声だけではなく、チームメイトから銅像を建ててほしいと絶賛されるほどなんです。もちろん、セリエA(イタリア)のパルマで活躍している鈴木の壁は厚いですが、来年の北中米W杯に向けて、日本代表の正GK争いを盛り上げる存在に急成長しています」(前出・サッカーライター)
9月17日からJリーグが再開。鹿島はいきなりヴィッセル神戸と上位対決が待ち受けるが、早川への注目度はますます高まりそうだ。
(海原牧人)
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