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記事全文を読む→【秋華賞の大ヒント】大外枠カムニャック「まさかの差し遅れ」で一発逆転する馬はいるか
10月19日に行われるGⅠ・秋華賞(京都・芝2000メートル、3歳牝馬)で圧倒的1番人気に推されるのは、カムニャックだろう。
GⅡ・フローラS(東京・芝2000メートル)⇒GⅠ・オークス(東京・芝2400メートル)を連勝した後、今秋の始動戦だった前走GⅡ・ローズS(阪神・芝1800メートル)も、アッサリと快勝。オークス2着(タイム差なし)のアルマヴェローチェが屈腱炎で戦線離脱を余儀なくされた今回、4連勝での2冠達成はかなり濃厚と言える。
とはいえ、死角がないわけではない。最も気になるのは、8枠17番という枠順だ。
秋華賞における過去の枠順別成績を見ると、大外枠も含めて8枠が特に不利というわけではない。しかし、である。カムニャックが内寄りに進路を取れず、4コーナーまで終始、外を回される展開になれば、直線の短い内回りコースだけに、まさかの「差し遅れ」というシーンを考えておかなければならないだろう。
そこで「一発逆転の最右翼馬」として狙ってみたいのが、2番人気が予想されるエンブロイダリーだ。GⅠ・桜花賞(阪神・芝1600メートル)1着から臨んだオークスは、まさかの9着。「敗因は2400メートルの距離にあったのではないか」「適距離は1400~1600メートルなのではないか」との指摘はあるが、血統を見る限り、オークスから距離が短縮(400メートル)される今回は、むしろ願ってもない舞台となる可能性が高い。
確かに父のアドマイヤマーズはマイル戦線で活躍した馬だが、母父クロフネは中距離戦線でも実績を残した名馬である。鞍上の名手ルメールは共同会見で「2000メートルの方が彼女(エンブロイダリー)にとっていいと思います」と太鼓判を押しており、オークスから一気の巻き返しがあっても不思議ではない。
その他ではやはり、前述したローズSを含め、前哨戦にあたるGⅡ・紫苑S(中山・芝2000メートル)を叩いて参戦してきた馬にチャンスがありそうだ。中でもローズS8着のパラディレーヌ、同10着のルージュソリテールの2頭は人気がないだけに、狙って面白いかもしれない。いずれも着順ほどの能力差はないからだ。
時にアッと驚く大穴馬券が飛び出すのが、牝馬の重賞戦線である。「牝馬は格より調子」の金言があるように、当日のパドックでの各馬の気配には要注意である。
(日高次郎/競馬アナリスト)
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