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記事全文を読む→「スーパー戦隊シリーズ」50年の歴史に幕を下ろした原因は「巨大化したロボット」にあり
「秘密戦隊ゴレンジャー」から50年間も続いた、テレビ朝日のスーパー戦隊シリーズが来年3月に放送を終了するが、現在の「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」が最後となる。
最大の要因はグッズ売り上げの低迷だといわれており、例えば「仮面ライダー」に比べて「ゴジュウジャー」は5分の1程度にとどまっている。
元テレビ東京局員の下矢一良氏が自身のYouTubeチャンネル「下矢一良の正直メディア」の11月3日の動画で、両者の格差を論じている。
「仮面ライダーは変身ベルト、プラスその周辺の小物が売れる。だいたい7000円とか、1万円以下なわけ。戦隊シリーズはメインの商品がロボなので、ベルトより高価なの」
グッズの値段以外にも理由があるとして、下矢氏は続ける。
「語弊があるかもしれないけど、仮面ライダーの方がより熱いファンが生まれやすい。ヒーローに感情移入しやすい設計になってる。ライダーは主役1人じゃない。戦隊ものって5人とかいるわけなじゃない。1対5で割れるわけよ。あと、『鬼滅の刃』とか典型だけど、主人公が内面に葛藤を抱えてるわけじゃない。心理描写とかキッチリやるわけよ。戦隊ものって巨大化してロボットで戦うみたいな感じなので、そこがインパクト強すぎて、今までの主人公の葛藤とかなんだっけ、みたいな感じになっちゃうので…」
巨大ロボはスーパー戦隊シリーズ3作目「バトルフィーバーJ」(1979年2月3日~1980年1月26日)以降、のちの戦隊シリーズで確立された基本フォーマットだ。時代は移り変わる…。
(所ひで/ユーチューブライター)
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