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記事全文を読む→「流行る芸人・消える芸人」あっという間に出演ランキング順位が変わる「バラエティー番組サバイバル」
昨今、どんな業界でも「流行り廃り」のサイクルは早い。特にエンタメの世界において、その傾向は顕著だ。インターネットが普及して以降、こちらの許容範囲を超えるほどの情報が、容易に入手できるようになったことで、受け手側だけでなく、作り手側の「飽き」が早まったように思われる。
11月18日放送の「ロンドンハーツ」(テレビ朝日系)は「テレビ番組を徹底調査 芸人リアルパワーランキング2025」だった。
2025年1月から9月までに放送された、民放局の主なバラエティー番組(118番組)を対象に、「出演回数」や「テレビ欄掲載回数」など5項目に分けて調査。「芸人としてのタレントパワーがどのくらいあるのか」を検証するというものだ。
参加メンバーは井口浩之(ウエストランド)、エース(バッテリィズ)、太田博久(ジャングルポケット)、尾形貴弘(パンサー)、久保田かずのぶ(とろサーモン)、小宮浩信(三四郎)、高野正成(きしたかの)、田渕章裕(ちょんまげラーメン)、とにかく明るい安村、中西茂樹(なすなかにし)、新山(さや香)、野田クリスタル(マヂカルラブリー)、みなみかわ、山添寛(相席スタート)の計14名。
昨年のこの企画で1位だったみなみかわは、所属していた松竹芸能を退所して以降、やり手な奥さんのバックアップのお陰もあって大活躍。つい先日は「第42回ベストジーニスト2025」の協議会選出部門を受賞しており、今回のランキングでも上位に入ることは間違いなしと思われた。
が、フタを開けてみれば1位=とにかく明るい安村、2位=久保田、3位=井口、4位=山添、5位=野田、6位=新山、7位=エースという順位に。みなみかわだけでなく、前回2位だった尾形も上位に入っていないという状況だ。はたして2人は何位なのか…というところで、この日は終了。気になる下位の発表は次週(11月25日)へと持ち越された。
ちなみに、みなみかわと尾形のほかに、下位が確定しているのは…。
「水曜日のダウンタウン」の企画が引き金となってコンビ名を変え、M-1ラストイヤーに挑むことが一時的に話題になった田渕。
相方でいとこの那須晃行と行うロケはそこそこの定評があるものの、それとて移動の際に見せる小ネタくらいしか見どころのない中西。
「滑舌が悪い」だけが取り柄の、長州力とか天龍源一郎といったレジェンド・プロレスラーのような「問答無用の面白さ」があるわけでもない小宮。
「芸」もなく、ただ口汚く吠えるだけで、小峠英二(バイきんぐ)やおいでやす小田といったその道の売れっ子のようなワードセンスも、突き抜けた声の大きさもない高野。
斉藤慎二が不祥事で抜けて以降、おたけとコンビで活動する時も、嫁の近藤千尋と共演しても、ましてやピンで出演しても、安定して面白くない、前回最下位の太田。
…といったメンツだ。
にしても、わずか1年でこんなにも「業界における芸人の流行り廃り」が変わるものかと驚く。こりゃ、今回上位の芸人もおちおちしてはいられない。「下位だった」なんていうのはまだマシで、「そもそも番組に呼ばれなくなった」などということになるかもしれないのだから。
(堀江南/テレビソムリエ)
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