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記事全文を読む→「足立区11人殺傷」なぜか警視庁が公表しない「暴走事故容疑者の名前と国籍」で甦る「あの案件」
これでは戦時中の大政翼賛会だ。三連休最終日の昼下がり、ショッピングセンターが集まる東京都足立区の国道4号(日光街道)で凄惨な事故が起きた。歩道に乗り上げた乗用車が暴走して次々と歩行者を撥ね、80代の男性が死亡、20代の女性が意識不明の重体となるなど、11人の死傷者を出した。
ところが警視庁は車の窃盗容疑で逮捕した足立区在住、職業負傷の男の名前も国籍も発表していない。警視庁と西新井署によると、容疑者は取り調べ中に暴れることがあり、刑事責任能力の有無を慎重に調べるという。
事故現場に居合わせた人物がニュース番組に提供したドライブレコーダーの加工前映像を見ると…。
映像は逆光ながら、浅黒い肌の小柄な若い男が、まだ動いている車からひらりと飛び降り、アクション映画さながらに逃げ出して一目散に走り去る様子が映し出されている。暴走の果てに他の車に衝突、逃走に至るまでのドライブレコーダー映像を見る限り、機敏に逃げ出す容疑者の責任能力に問題があるとは思えないのだが…。
警視庁には「容疑者を匿った前科」がある。2019年4月、豊島区南池袋の都道305号芝新宿王子線(明治通り)の赤信号を無視して、横断歩道を渡っていた松永真菜さん(当時31歳)と莉子ちゃん(同3歳)を死亡させるなど、12人の死傷者を出す重大事故を起こした元通商産業省技官・飯塚幸三受刑者(禁錮5年の判決が出たが、闘病を理由に刑の執行停止。拘置所近くの病院で2024年に死去)の実名公表を避けた。当時の安倍晋三政権で安倍総理の側近である今井尚哉氏、柳瀬唯夫秘書官がいずれも飯塚受刑者の通産省時代の部下にあたることから、飯塚受刑者の不逮捕が「上級国民特権」と疑われた、あの案件だ。
今回の事故に関しては、犯人が外国人であるとの観測が一部で出ているようだが、仮にこの浅黒の男が自民党政権の肝入りの外国人技能実習生、または外国人生活保護受給者だったとすれば、在日外国人対策への期待が集まる高市政権の高い支持率に影響が出かねない。
高市早苗政権の内閣官房副長官は、前警察庁長官の露木康浩氏。池袋母子殺傷事故のように、捜査への政治介入を疑われる前に、容疑者の実名と国籍を公表すべきではないかと思うが…。
(那須優子)
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