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記事全文を読む→高市政権「外国人政策見直し」で懸念されるスポーツ界「日本代表チームが『帰化選手』に頼れなくなる日」
高市政権が積極的に見直しを推し進める「外国人政策」は、スポーツ界にも影響を及ぼすのか―。これまで高市早苗総理は、不法滞在者や土地取得の規制について、検討するように指示を出してきた。そんな中、11月25日には、外国人が日本国籍を取得し、参政権などの権利も有する「帰化」の要件を厳格化する方向で検討に入っていることが報じられた。
帰化は、現行の取得条件では、国籍法第5条に基づき、5年以上日本に住所を有するなど定められている。しかし、外国籍のまま日本に無期限に在留できる「永住権」の許可要件である「原則10年以上」に比べて条件が「緩やか」との指摘があったという。そこで高市政権では、帰化の条件を延長し、10年以上に延長する案も検討されているとのことだ。
日本スポーツ界の歴史をひもとけば、帰化選手は決して少なくない。サッカーではラモス瑠偉や田中マルクス闘莉王、ラグビーはリーチ・マイケル、相撲は白鳳や照ノ富士など様々な選手がこれまでに帰化してきた。
特に団体競技となれば、日本国籍取得後に日本代表として活躍し、国際舞台での実績を向上させている。Jリーグでも、今春には京都サンガF.CのFWラファエル・エリアスが母国ブラジルメディアのインタビューに答え、「将来、もし機会が訪れるのであれば、喜んで受け入れる」と、コメント。同じブラジル人で、浦和レッズのMFマテウス・サヴィオも10月に海外メディアで帰化について、「可能かどうかはわからないが、可能性は捨てていない」と前向きな発言をしていたことが伝えられた。言及していた。外国人選手の帰化問題について、サッカーライターはこう話す。
「ラファエル・エリアスは京都の救世主と呼ばれ、今季は負傷して試合に出られない時期もありましたが、現在16ゴールを挙げて得点ランク3位。J1クラスのディフェンダーでは太刀打ちできない破壊力で大暴れしています。一方、マテウス・サヴィオも今季4ゴール7アシストを記録し、ゲームを支配する能力はズバ抜けている。帰化が実現すれば、いずれ日本代表の秘密兵器になれる存在でしたが、もし、居住期間が10年以上に延長となれば、選手としてのピークは過ぎ、代表入りは難しいでしょう」
帰化要件「厳格化」の程度によっては、サッカー界に限らず、日本代表が「帰化選手」に頼ることが難しくなっていきそうだ。
(海原牧人)
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