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記事全文を読む→広島カープの大問題「酷暑のデーゲーム」今年はなんと「1試合増加」で悪夢のマツダスタジアムに「あの大失速」がまたまた降りかかる
プロ野球の試合開催をめぐっては、夏場のデーゲームにおける異常な暑さがここ数年、問題視されてきた。とりわけ激しい議論の的になっているのが、広島カープの本拠地マツダスタジアムでの開催日程である。
2026年シーズンのセ・リーグ公式戦の日程が1月14日に発表されたが、暑さ対策として、マツダスタジアムで7月と8月の屋外デーゲームを行わない方針は昨年と同じ。だが、問題は9月だ。
9月12日のDeNA戦(14時開始)、22日と23日の巨人戦(ともに15時開始)と、計3試合のデーゲームが組まれた。近年は夏のピークが過ぎて9月に入ってなお、30度前後の暑さになる日が少なくない。マツダスタジアムは屋根のない屋外球場であり、昼間はスタンドに直射日光が当たり続ける。そんな中で3時間以上も観戦するとなれば、「本当に大丈夫なのか」と不安が出るのも無理はない。
昨年9月の暑さは深刻だった。13日の中日戦(デーゲーム)は最高気温30度、15日のヤクルト戦では33.5度を記録。スタンドは強い日差しと熱気に包まれ、体調不良を訴える観客は少なくなかった。
にもかかわらず、2026年は9月のデーゲームがさらに1試合、増える。今年も熱中症になる観戦者が続出するかもしれない。
球団が週末や祝日にデーゲームを組みたがる理由は、はっきりしている。ナイター照明の電気代がかからず、ビールや飲食の売り上げは伸びやすい。さらに地元テレビ局にとっても、昼の中継は編成しやすいという事情がある。興行面では理にかなっているのだが、選手や観客が酷暑にさらされる現実は、どこまで考慮されているのか。
カープは昨年9月に6勝16敗と大きく失速し、Aクラス圏内から一気に5位へと沈んだ。さらに2024年9月は5勝20敗と、目を覆わんばかりの惨状に見舞われている。
チーム関係者の間では、夏場から続いた酷暑の試合が体力を削り、9月に入って一気に疲労が表面化した、との見方が強い。9月はペナントレースの勝負どころだ。そこで昼間の屋外試合が続けば、選手にかかる負担はさらに増す。
マツダスタジアムではこれまでも熱中症を訴える観客が続出し、多機能ルームに敷物を敷いて休ませる対応が取られたことがある。搬送のための緊急車両が何度も出入りする光景は、決して珍しくなくなった。
そうした現実を踏まえれば、酷暑のデーゲームを敢行すること自体、ナンセンスといわざるをえない。
今年もまた、あの大失速がやってくるのか…。
(ケン高田)
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