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記事全文を読む→小泉進次郎・石破茂・プーチン・トランプまで「ギャル男化」する「平成リバイバル」の時代風景
時代が進むと同時に「昔の文化」が見直されることは多い。アナログ指向はそのひとつだが、今まさに「平成リバイバル」が止まらない状況だという。ルーズソックスやガラケー、プリクラに加え、最近では「ギャル男」までもが再評価の対象になっている。
なにしろ石破茂前首相や小泉進次郎防衛相、さらにはトランプ大統領やプーチン大統領まで、AIによって「ギャル男化」した動画がSNSで拡散されているのだ。冷静に考えれば、かなり異様だ。
そもそも「ギャル男」は当時、そこまで人気のある存在ではなかった。ギャル文化の主役はあくまで女性であり、男性は「チャラい」「中身がない」「将来性がない」と揶揄されがちだった。決して社会的に成功した男性像でも、憧れの的でもなかったはずである。
それがなぜ今、もてはやされる側に回っているのか。SNS事情に詳しいカルチャーライターが事情を解説する。
「昔はチャラい男って嫌われることが多かったんです。ところが今は、真面目すぎると息苦しい。政治家はちょっと失言しただけで炎上するし、男性は『男らしくあれ』『責任を取れ』と厳しく求められる。そんな重たい空気の中で、ギャル男のように軽くふわっとした存在が、逆に気楽で楽しそうに見えるんじゃないですか」
事実、ギャル男化された石破氏やトランプ氏が笑いを誘うのは、彼らが本来持っている「権力」や「威圧感」が、派手な髪色とチャラい服装で消されるからだ。強い男や怖い男が、無害で親しみやすい存在に変わる、風刺というより、ちょっとした癒やしである。
ここで重要なのは、これが当時のギャル男を正当に再評価しているわけではないことだ。平成リバイバルとは美化ではなく「再編集」。今の社会にとって都合のいい要素、つまり能天気さ、責任感のなさ、楽しそうな雰囲気だけが切り取られている。
ギャル男が再び脚光を浴びることからは「強くなくていい」「賢くなくていい」という本音が透けて見える。息苦しい時代だからこそ、人は中身のない派手さに救いを求める。その象徴がギャル男なのだ。
平成リバイバルは懐かしむものではなく、現代社会の疲労の裏返しと心得る必要がある。
アサ芸チョイス
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