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記事全文を読む→巨人・阿部慎之助監督がまた戸郷翔征を名指しで断罪!「2025V逸戦犯」のレッテルを貼る「指揮官の器」
昨年3位に終わった巨人は、2024年以来のリーグ優勝を目標に、再スタートを切る。そうした中、「日本プロ野球名球会SP in ハワイ2026」(1月25日、BS日テレ)で阿部慎之助監督が口にした言葉が、思わぬ形で波紋を広げている。
番組内で名球会理事長の古田敦也氏とともに昨年を振り返る中、阿部監督は戸郷翔征に言及し、V逸の原因だと指摘した。
「やっぱりエース戸郷が、菅野の穴を埋められなかったのがいちばん。自分でもどうしていいか分からない状況が続いていたんじゃないかな。2026年に期待したい」
昨年の戸郷は21登板で防御率4.14、8勝9敗。ルーキーイヤーを除けば、プロ7年目で初めて黒星が先行する、自己ワーストの数字となった。ただ、これまで900イニング以上を投げてきた事実を踏まえれば、疲労の蓄積を指摘する声があったのも無理からぬこと。
阿部監督が優勝を逃した理由として個人名を真っ先に挙げたが、問題はそこだけなのか。
というのも、阿部監督はこれまでも厳しい局面で、選手名を挙げて批判することがあったからだ。奮起を促す意図はあるだろうが、責任はその選手へと向けられることになる。
そもそも菅野がチームを離れることは、突如として浮上した話ではなかった。海外挑戦への思いを公にしてきた右腕は、2024年に海外FA権を取得。シーズンを終えればメジャーリーグ移籍という選択肢が現実味を帯びることは、時間の問題だった。
そうした経緯を踏まえれば、菅野の役割を戸郷一人に委ねることに、議論の余地はあったろう。世代交代の軸として戸郷に大きな期待がかかるのはいいが、エースの退団が視野に入っていた以上、先発陣全体を見据えた備えが求められていた。問題は特定の選手というより、チーム作りの段階にあったと言えはしまいか。
戸郷は昨年、黒星先行でシーズンを終えた。それでもローテーションを守った点を踏まえれば、一定の役割は果たしている。仮に白星をいくつか上積みできたとしても、それだけで阪神との差が埋まったとは考えにくい。優勝を逃した要因をひとりの投手に向けるのは…。
ここで思い出すのは、昨年夏の発言だ。2軍調整中だった戸郷に対し、阿部監督は「迷惑かけているんだから投げろ」と語ったとされる。投球過多、試合後の厳しい言葉、ローテ構想をめぐる発言の数々。それらが積み重なり、今回のコメントは「期待」よりも「再批判」の意味合いが強まったように思える。
巨人が再び頂点を目指すためには、戸郷の復活だけでは足りない。選手をどう守り、どう起用し、どこで責任を引き受けるのか。指揮官の姿勢そのものが問われている。
(ケン高田)
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