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記事全文を読む→明石家さんまがアイドルの主張を真っ向否定した「努力は報われる、という考え方はやめた方がええね」を裏付ける「ラットの実験結果」
X上でバズッているという、明石家さんまの「過去の発言」がある。それはとあるアイドルタレントとのやり取りだ。
アイドル「努力は報われる」
さんま「それは違う」
アイドル「努力していれば必ず誰かが見てくれていて、報われることがわかりました」
さんま「その考え方は早くやめた方がええね。こんだけ努力してるのになんで?…ってなると腹が立つやろ。人は見返りを求めると、ロクなことないからね。見返りなしでできるのが、いちばん素敵な人やね」
ここではアイドルとさんまの考え方の是非は論じないが、代わりに元テレビマンの、独自視点の分析を紹介したい。
持ち出したのは「予告された報酬は動機づけを減退させる」という、アメリカの心理学者で行動分析学の創始者バラス・フレデリック・スキナーの「スキナー箱の実験」結果だった。
かつて放送作家としてテレビ業界に関わった長谷川良品氏が、YouTubeチャンネル〈長谷川良品「テレビ悲報ch」〉の1月26日の動画での解説を聞くと…。
レバーを押し下げるとエサの出る仕掛けの箱に、ラットを入れる。レバーには4つの条件があるが、ラットはどれに最も反応しただろうか。
1番=レバーの押し下げに関係なく、一定時間の間隔でエサが出る
2番=レバーの押し下げに関係なく、不定期間隔でエサが出る
3番=レバーを押すと、必ずエサが出る
4番=レバーを押すと、不規則にエサが出たり出なかったりする
おわかりだろうか。正解は4番だ。続いて3番、2番、1番の順に…。長谷川氏はこの実験結果からわかることを、次のように断じたのである。
「我々は不確実なものほどハマりやすい特性を持ち、社会の様々なシーンに応用されていることがわかります。なにより私自身、放送作家になって最初の3年ほどはほぼ無収入でしたが、これがもし最初から稼ぎまくっていたら、おそらく義務感に支配され、モチベーションの維持は難しかったと思います」
アイドルの言には否定的であり、さんまの主張を支持する姿勢がわかる。とはいえ、凡人にとって報酬も期待でないのに努力するのは難しいわけで、芸能界ならではの思考なのか…。
(所ひで/ユーチューブライター)
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