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記事全文を読む→自分の子供に命名!NHK「あさイチ」田中麗奈に寄せられた「ウチの娘をなっちゃんと呼べるように」伝説CMのスゴすぎた影響
まさか後年になってあんなことになるとは思いもしなかったから、デビュー当時の広末涼子にはドハマりしていた。そのせいか一時期、彼女のチャームポイントだった「ショートカット」に執着したことがある。
しばらくしてファーストシングル「MajiでKoiする5秒前」をリリースし、「これからはアーティスト広末を見て下さい」みたいなことを言い出したり、早稲田大学に自己推薦入試で入学。そんな彼女に対して、勝手に「なんか違うな」と感じた私の前に「次はこの子だ!」と現れ、心ときめかせたショートカットの似合う女の子が田中麗奈だった。
初めて彼女を見たのは、1998年のテレビCM。新発売されたサントリーの果汁入り飲料水「なっちゃん」だ。田中は「なっちゃんの愛称で呼ばれる、デビュー仕立ての新米女優」を演じた。
舞台上で深々とお辞儀をし、観客席を真っすぐに見つめる、キリッとした目元が実に印象的で、同じショートカットでありながら、広末の「ボーイッシュで快活な雰囲気」とは違う「クールで強い意志を秘めた」雰囲気が、私を含む多くの視聴者を魅了したのだった。
2月20日の「あさイチ」(NHK総合)プレミアムトークのゲストはその田中だったのだが、そこでも紹介の直後に「田中さんといえば」と「なっちゃん」のCM映像が流れたほどである。それにしても、あれからもう28年も経つとは…。
田中は近年も数々のドラマや映画で活躍。この2月に公開されている、ゆりやんレトリィバァ監督の「禍禍女」に出演しており、4月には主演映画「黄金泥棒」が公開される予定だ。2年ほど前からワークショップに通い、さらに演技の勉強をしているという。
私生活では2016年に5歳上の医師と結婚、2019年には第一子を出産し、現在45歳だ。そのせいか、昔に比べて目元がだいぶ優しい雰囲気になり、いい年齢の重ね方をしているように感じる。
それでもやはり、彼女のデビューとなった「なっちゃん」の印象は私のみならず、たくさんの人の心に強く残っているようだ。「あさイチ」の視聴者からは、次のような内容のFAXが。
「このCMを見て、ウチの娘の名前を『なっちゃん』と呼べるように『ナツキ』と名付けました」
「27歳の娘の名前は『ナツコ』です。『なっちゃん』と呼びたくて名付けました。もちろん、田中麗奈さん演じる『なっちゃん』から貰いました」
大好きな漫画・アニメのキャラクターや、映画・ドラマの登場人物と同じ名前を自、分の子供に付けたという話はよく聞くが、CMキャラクターから名前を頂戴したというのはなかなか珍しいのではなかろうか。デビュー作の、しかもCMでの役がここまで浸透しているのは、ちょっとした驚きである。
ちなみに「なっちゃん」のCMキャラクターは、田中の後の2代目から順番に三浦透子、星井七瀬、堀北真希、星羅、桜庭ななみ、三吉彩花が務めているのだが、私は初代の印象が強すぎて、彼女たちのことなど全く覚えていなかったことを白状する。
(堀江南/テレビソムリエ)
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