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記事全文を読む→【馬券のキモ】「女性騎手トップ」小林美駒が逃げ馬に乗ったらまんまと「勝ちパターン」に…
現在リーディング36位、6人いる女性騎手の中でトップに立っているのは、小林美駒騎手だ。2月28日(土)の小倉2Rでダブルチェンジに騎乗して勝利。これが今年5勝となった。
騎手デビューした2023年は10勝どまりだったが、2024年19勝、2025年37勝と毎年、勝ち鞍を伸ばしてきた。その間、2024年6月23日の函館競馬12Rで落馬事故に遭い、左肩を脱臼骨折。さらに昨年10月13日の東京1Rで馬場入場の際に落馬して、左肩上腕骨を亀裂骨折した。だがそのいずれも、何ごともなかったかのように戦列復帰してみせた。
肩を痛めると馬を思うように追えなくなってしまうとよく言われるが、彼女の場合はそんな心配はいらなかったのだ。気風のいい騎乗で、いつも競馬ファンを楽しませている。
取り柄はなんといっても、スタートの良さ。ゲートが開くや真っ先に馬を出して、レースを進めていく。そして最後までもたせようとする。今年の5勝は全て逃げ切ったもので、これが彼女の勝ちパターンだ。
37勝した昨年、中団以降からの競馬で勝ったのは4回のみで、残りの33回は全て逃げ・先行でのものだ。それだけ3キロ減という見習い騎手の特典を生かそうとしているわけで、騎乗ぶりには迷いが全く見られない。だから乗せる方もなるべく、先行力のある馬を頼むようにしているようだ。
いい先輩が付いていることも、メリットとなっている。所属は美浦・鈴木伸尋厩舎だが、そこには横山武史がいて、毎週のように「ここはこうした方がいい」とアドバイスを受けているそうだ。ちなみにエージェントも一緒で、「馬三郎」の常木翔太氏が担当している。
出身地である新潟競馬場の千直名物レース、アイビスサマーダッシュを観戦したことが、騎手を志すきっかけとなる。夢はこのレースに勝って、故郷に錦を飾ることだ。
今週は土・日とも中山で、土曜は4鞍、日曜は1鞍に騎乗する。土曜12R(4歳以上1勝クラス)のティティナ(牝4)は1勝、2着1回、着外2回という成績だが、連に絡んだ2回は小林の騎乗によるものだ。ともに逃げる競馬だったので、今回も迷うことなく逃げの手に出るだろう。
日曜2R(3歳未勝利)のマメーアップル(牝)は、2走前に彼女が騎乗して2着に入った。今回、他に掲示板に載ったのは3頭だけ。スタートを決めてスムーズにレースを運べば、チャンスは十分ありそうだ。
では、グッドラック!
(兜志郎/競馬ライター)
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