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記事全文を読む→WBCベネズエラ優勝「最大の被害者」はオリックス!守護神マチャドに残る「ダメージ」と「反動」
「第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」の最大の被害者は、オリックスかもしれない。
WBCは決勝でベネズエラが3-2でアメリカに勝利し、初優勝を飾った。ベネズエラ国内では優勝を祝うため、翌日を国の祝日にするなど大盛り上がりだったが、困っているのはオリックス球団だ。いったいなぜか。スポーツ紙デスクが言う。
「今季も守護神に決まっているアンドレス・マチャドが大会で酷使されましたからね。ベネズエラ代表のセットアッパーとして全7試合で6試合も登板し、1勝2ホールドの成績を残しました。6試合の登板は同じベネズエラのアンヘル・セルパ(ブリュワーズ)と並んで今大会最多登板です。この時期から目一杯に仕上げ、投げ抜いた反動がくることを心配する球団関係者は多いと聞きます」
マチャドの球数は決勝戦の23球が最多で、残り5試合は10球台。WBCの「30球以上投げたら翌日は必ず休み。3日連続での登板の禁止」というルールには抵触していない。しかし、かつて最多セーブを争った球界OBは、
「中継ぎ、抑えは試合で投げた球数が少ないとはいえ、肩を作るために毎試合のようにブルペンで投げ、準備する。しかも緊迫した場面で投げるため、わずか10球程度でも疲労感は残る」
予想以上に体にダメージが残っている可能性があり、故障のリスクが高まることは間違いない。マチャドは過去にトミー・ジョン手術を受けた経験があるだけに、なおさらだ。
「間もなくチームに合流する予定ですが、どの程度の状態なのかは実際に来てみないとわからない。仮に開幕にベストで臨めないなら、当面は平野佳寿兼任コーチや山﨑颯一郎らをストッパーとして起用しなくてはいけなくなる。となれば、スタートから躓きかねない。岸田護監督はハラハラしながら合流を待っていると思います」(スポーツ紙遊軍記者)
パ・リーグはソフトバンク、日本ハムの2強を他の4チームが追う展開が予想されている。最速161キロ、昨年28セーブの絶対的守護神の出来不出来が、チームの命運を左右する。所属選手の優勝は喜ばしいことだが、オリックスは手放しで祝福するわけにはいかないのだった。
(阿部勝彦)
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