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記事全文を読む→小池百合子「巨大噴水事業」に「いちばんキツイ」と溜め息が出たシークレット人脈が集める「イラン情勢の独自ウラ情報」
東京湾の臨海副都心、お台場で小池百合子都知事の肝いり事業、世界最大級の噴水「東京アクアシンフォニー」の開会式が3月28日に催された。だが、セレモニーに出席した小池都知事の表情は、今ひとつ晴れやかではなかった。
「東京アクアシンフォニー」は、150メートルの高さまで吹き上がる噴水を、音楽と光で演出。夜間はスポットライトを駆使し、インバウンド客を含めた都の新たな観光スポットとして、年間3000万人の来場者を見込んでいる。
臨海副都心は2010年代、約5600万人が訪れたが、観覧車や温泉施設などが相次いで撤退し、観光客は激減していた。そこで新たな観光客を呼び込もうと、世界最大級の噴水計画が持ち上がり、整備が進められてきた。
だが一方ではこの事業、議会などから「税金の無駄使いだ」との指摘がある。事業費が26億4000万円もかかる上、電気代や清掃費などの維持費として、最低でも年間2億円を要する。これに水道料金が上乗せされる。
東京都はこれまで「事業費に都民の税金はいっさい使わない。都所有の土地売却などから得た財源」と強弁してきた。だが反対する野党などからは「都所有の臨海部の土地は、そもそも都民の財産。その売却益は都民のお金」と批判する。それでも小池都知事はメリットの方が大きいとして事業を推進し、完成にこぎつけた。
ところが3月28日、その鼻息が荒かった小池知事に力がなかったのは、イラン戦争の裏情報を独自にキャッチしたからだという。トランプ大統領が強弁するような「4月にもアメリカ勝利で終戦」どころか長期戦となり、しかもイラン優勢でホルムズ海峡封鎖が続く、というものだ。
エジプトのカイロ大学を卒業した小池知事は、国会議員当時から日本きっての中東事情通だ。その人脈は中東各国の首相、大臣クラスと幅広い。そのシークレット人脈を通じ、小池知事はアメリカとイスラエルVSイランの裏情報を逐次、得ているという。そして小池知事はお台場セレモニー前日の定例記者会見で、イラン情勢を「過去のオイルショック比較でいちばんキツイ」と嘆息していた。
「そして翌日の噴水セレモニーです。エネルギー源の原油が今後、十分に日本に入らない可能性がある。その場合、日本全体が深刻なエネルギー不足に陥り、産業全体がフリーズする可能性が出てきます。そうなれば「多大なエネルギーを使う大噴水ショーなどやってる場合か!』との批判が高まるのは必至。アテにするインバウンドも、世界政情の不安で減少が懸念される。それを十分に予測できる情報が次々と集まり、とても晴れやかな気持ちになれなかったのでしょう」(都政関係者)
事業開始のタイミングが悪かったとしか言いようがない。
小池都政には、都庁プロジェクションマッピング事業もある。こちらも観光事業を盛り上げるために始まったが、今ひとつ実績は上がらず「年間7億円、1日200万円のコストが無駄」との批判が止まず。これもいずれはストップ対象事業となりかねない。
小池丸はホルムズ海峡封鎖の荒波を乗り切れるのか。
(田村建光)
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