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記事全文を読む→有働由美子の「健康情報番組」を撃沈させる滝沢カレンの「面白すぎる爆発的センス」料理番組なのに…
基本、平日の朝はNHK総合で朝ドラを視聴し、国会中継や高校野球がなければ、そのまま「あさイチ」を9時54分まで見て、その後はテレビ朝日にチャンネルを替えて9時55分からの「じゅん散歩」を見る。これが長年の習慣となっている。
毎回、「テキトー男」こと高田純次の魅力をイヤというほど味わえる「じゅん散歩」。飲食店に寄って何かを食べても、
「美味いもんだね。120点だね。満点は150点なんだけど」
なんて軽口を叩くのはましな方で、注文すらしないで店主やアルバイトをイジって退店する、などということもしばしば。
かと思えば、道行くおばさんに向かって「お嬢さん」、おっさんには「お坊ちゃま」なんて、見えすいたおべんちゃらを言う。そんな高田を見ながら「くだらないねぇ」と苦笑いするのが、毎日の楽しみだったのだ。
ところが3月30日から、この「じゅん散歩」の放送時間が10時10分スタートに変わってしまった。これは私の朝の生活リズムに変調を来すほどの一大事ではないか。
代わりに、新しく始まったのが「有働由美子の健康案内人!」。元NHKアナウンサーの有働由美子による、健康情報番組だ。
しかし、始まったばかりなのに言うのもなんだが、これがことのほか面白くない。いや、有働の落ち着いていて安定感抜群の進行はさすがだが、なにもこんな手垢にまみれた企画を彼女がやらなくても、と思う。それとも、同じ事務所のマツコ・デラックスが長期療養中ということで、事務所存続の危機に彼女が駆り出されたのだろうか。
行書で「挑」と書かれた半紙を見て「もも?」
そんなテレビ朝日の春の改編だが、どうやら裏目に出そうな気配を感じている。その理由は、3月30日に始まった「滝沢カレン&和田明日香のフィーリンきっちん」(TBS系)である。
独自の感性とワードセンスをもって、数々のトークバラエティー番組で笑いの渦を巻き起こしてきた滝沢カレンと、料理番組界の爆笑女王にしてレジェンドである平野レミの義娘、食育インストラクターの和田明日香が、週替わりでMCを担当するこの番組。記念すべき初週は滝沢が担当だったのだが、これがもう調理どうこうよりも、滝沢の一言一句が気になって仕方ない面白さなのだ。
例えば4月2日の放送では、ゲストの中沢元紀の特技が書道とのことで、行書で「挑」と書かれた半紙を持つ中沢の写真が映る。すると滝沢は「桃(もも)?」と一言。これには、私もスタジオも大爆笑。気付けば最後まで見てしまい、「じゅん散歩」の放送時間はとっく終わっていた。
実は過去に、やはり滝沢の面白トークと料理を組み合わせた「NOと言わない!カレン食堂」なる特番が数回放送されている。しかもテレビ朝日で。むしろテレ朝は有働の健康番組よりも、こちらをやるべきだったんじゃなかろうか。
次週の和田が担当する方が同様に面白いかは不明だが、少なくとも滝沢の担当週はこちらにチャンネルを合わせるのが、平日朝の新しい習慣になりそうだ。
(堀江南/テレビソムリエ)
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