政治
Posted on 2026年04月11日 10:00

高市総理「トランプを味方につける」外交力(1)「偏向報道」に踊らされるな

2026年04月11日 10:00

 もはや世界はトランプ大統領を中心に回っている。この状況下で我らが高市早苗総理は米国と互角に渡り合えるのか? 前駐豪大使・山上信吾氏はそんな危惧を一蹴。左派に傾斜したメディアが報じたくない高市外交の強靱さを、最新刊で詳らかにしたのだ。必読の論考をひもとく!

 トランプ大統領によるイランへの強硬姿勢がさらに高まる、この“正念場”を高市総理はどう乗り切るのか。トランプ氏の発言が二転三転する中、話題を呼んでいる書籍がある。駐オーストラリア特命全権大使などを歴任した山上信吾氏の最新刊「高市外交の正念場」(徳間書店刊)だ。

 高市総理の外交力に関しては、まさに目下のイラン戦争をめぐる対米関係が試金石である。一部のメディアでは、先月に開催された日米首脳会談後の夕食会で、「踊る高市総理」の写真が撮られたことについて、「媚びすぎ」「はしゃぎすぎ」「現地妻」と揶揄する姿勢もあった。しかし、この種の偏向報道からは見えてこない高市総理とトランプ大統領の本質的な関係性を、山上氏は本書で喝破するのだ。

 まずは日米両首脳の相性のよさを示す「4つの理由」に着目してみたい。第一は、前政権とは一線を画す、自民党きっての「真正保守」の政治家であることだという。

「自由民主党(自民党)には『保守』の看板を安易に掲げたがる政治家がしばしば見受けられるが、国際社会の物差しを当てはめれば、石破茂、林芳正、小泉進次郎といった政治家を『保守』と位置付けることには到底無理がある。また、弱い政治家を軽侮するトランプ。政治信条を共有し、確固とした歴史観、国家観をもち、国民の絶大な支持を得ているリーダーに一目置くのは当然ともいえる」

 第二は、トランプ大統領の盟友として日米関係を深めた故・安倍晋三元総理の“後継者”を印象付けた対応である。

「安倍氏が愛用していたゴルフクラブを高市総理から贈られたトランプが、相好を崩したことは想像に難くない。実に気の利いた選定でもあった」

 第三は、高市総理が日本初の女性宰相である点だ。

「もちろん、媚びを売りおもねるタイプではない。だが、日本女性が世界中で一種のブランドであることは間違いない。優しさ、慎み、献身、思慮深さといったイメージは追い風だ」

 第四は、初の女性総理が持つ“愛嬌”だという。

「日本の政治家で、初対面の外国人相手に胸襟を開いて接することができる人間は多くないが、高市総理はトランプの懐にうまく飛び込むことができた」

 前任の総理および閣僚たちは、こうした資質を持たない者が多かった。それゆえに「前任者たちに恵まれた」と山上氏は指摘する。

「菅義偉、岸田文雄、石破茂と三代も続いたからこそ、際立つことができた。トランプ大統領をはじめとするアメリカ側からすれば、気脈を通じていた安倍晋三以来、ようやく丁々発止の話ができ、リソース(時間、予算、体力など)をつぎ込んで信頼関係を構築するのにふさわしい総理が誕生したと捉えているはずだ」

 トランプ大統領と蜜月だった安倍氏は憲政史上最長となる総理在任日数(3188日)を誇った。「長期政権」こそが今の日本に求められる体制であり、その可能性を高市政権は持っていると山上氏は分析する。

「40年以上に及んだ私の外交官生活を振り返ってみて、後世に残る外交上の成果をもたらすことができた政権は、中曽根康弘、小泉純一郎、安倍晋三第2期政権であったと思う。共通項は何か? いずれも5年以上は続いた長期安定政権だった」

 なぜ、長期政権が重要なのか?

「長く続いてこそ、主要国の首脳と信頼関係を築くことができ、ギブ・アンド・テイクをしつつ、日本として実現すべき成果につなげることができるからだ」

 トランプ大統領は任期4年の2期目、中国の習近平国家主席は同5年・3期目。「最低5年は担うべき」と山上氏は続ける。

「中国は、あからさまに高市政権潰しに動いてきている。衆議院予算委員会での高市答弁を問題視して、次々に経済威圧を繰り出し、国際社会でなりふりかまわず日本を貶める情報戦・歴史戦を展開しているのは異様の極みだ」

 悪質な情報戦・歴史戦の実例は本書一読に譲ろう。

※「」内は山上氏著書「高市外交の正念場 反日勢力との闘い、日本再生の分岐点」からの引用

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2026年04月08日 07:00

    40年の歴史に幕を下ろした「アッコにおまかせ!」(TBS系)の後継番組が始まったが、MCに上田晋也(くりぃむしちゅー)を据えての情報番組「上田晋也のサンデーQ」だと聞いた時、「今年の『24時間テレビ』(日本テレビ系)はどうなるんだろう」くら...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    スポーツ
    2026年04月09日 13:00

    4月8日のDeNA戦。それは延長10回のリリーフ登板ではあったものの、ようやくプロ8年目での初勝利だった。中日・根尾昂が投手に専念して、5年目で摑んだ白星である。根尾を祝福する声は多く聞かれたが、心配なのは「チームの悪い流れ」だ。この日の先...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    スポーツ
    2026年04月10日 07:00

    本拠地でのパイレーツ戦(日本時間4月11日)に今季3度目の先発登板が予定されている今永昇太の復活のカギは、球速アップだという。15勝した一昨年に比べ、昨年はシーズン後半に打ち込まれるシーンが続いた。そのことで契約の見直しがあり、一度はFAと...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/4/7発売
    ■550円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク