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記事全文を読む→京都府南丹市「男子児童殺害事件」遺体遺棄の山林は「ツキノワグマ頻出地帯だった」身元特定作業の舞台裏
京都府南丹市で発生した男子児童殺害事件の捜査が、大詰めを迎えている。
京都府警は養父の安達優希容疑者を、死体棄容疑に続いて殺人容疑でも再逮捕。最新の警察発表報道によれば、以下のような経緯が明らかになりつつある。
●今年3月23日、養父の安達容疑者は卒業式に出席予定の男子児童を小学校まで車で送ったが、小学校近くの駐車場では降ろさず、その間の車中で口論になったことをもって、男子児童を自宅近くの公衆トイレで首を絞めて殺害した。
●その後、安達容疑者は自宅裏にある別荘地内の山林に遺体を遺棄したほか、自身が運転する車で、男子児童のランリュックやスニーカーが発見された場所に遺体を次々と移動させた後、最終的には4月13日に遺体が発見された場所に遺棄した。
安達容疑者は4回にわたって遺体を移動させていたことになるのだが、実は遺体が遺棄されていた南丹市内の山林は、ツキノワグマの頻出地帯として知られている。事実、南丹市が公表している「クマ出没情報マップ」を見ると、昨年度から今年度にかけての期間だけでも、多数の目撃情報を確認することができるのだ。
そこで気になるのが「山林内に遺棄された遺体」と「出没を繰り返しているクマ」との関係性だ。
野生動物が献花台の供え物を荒らして「撤去」措置に
地元メディアの報道記者が指摘する。
「男子児童の遺体が発見された後、発見現場に続く道の入り口に献花台が設置され、花や飲み物や菓子など、多くの供え物が置かれていました。ところがその後、アライグマやカラスなどの野生動物が供え物を荒らしていることが判明し、付近でのツキノワグマ目撃情報も寄せられたことから、市は献花台の撤去を決断。献花台が設置されていた場所には、献花などの自粛を促す『注意書き』が新たに設置されたのです」
その注意書きには、次のような「お願い」が書かれていた。
〈皆様のお気持ち大変感謝申し上げます。しかしながら本近辺で「熊」が出没しており献花物に寄ってきております。つきましては、周辺住民の安全を確保するため献花物を置くのは一切おやめくださいますようお願い申し上げます。 南丹市・半田区〉
地元メディアの報道記者が続ける。
「発見された遺体は、身元の特定にDNA鑑定や歯型の照合が必要なほど、激しく損傷していたといいます。原因は殺害されてから相当の期間が経過したことにあるとされますが、一部の記者からは『野生動物による損傷も考えられるのではないか』との声が上がっていました。この点について、ある捜査関係者は『時間の経過によるもの』としながらも、クマなどの野生動物が遺体を荒らした可能性を否定しませんでした」
殺害や遺棄の経緯、死因の特定など、事件の真相究明が強く求められている。
(石森巌/ジャーナリスト)
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