スポーツ
Posted on 2026年05月30日 09:30

【競馬】母父ハーツクライ「驚くべき重賞勝利数」で日本ダービーの2頭が爆走する

2026年05月30日 09:30

 最近の競馬界で驚いていることがある。ハーツクライのブルードメアサイアー(母の父)としての凄さだ。現在、JRAリーディングは3位だが、出走頭数1位ディープインパクトの半分以下なのにもかかわらず、重賞勝利数は6でトップだ。内容は確実に上回っている。馬産地ではハーツクライ牝馬がモテモテだ。

 そんなわけで、今週のダービーで狙ってみたいのが、ショウナンガルフとライヒスアドラーである。父は前者がハービンジャー、後者はシスキンと異なるが、ともに母父はハーツクライであり、大仕事をしそうな雰囲気を漂わせている。

 ショウナンガルフは函館の新馬戦を圧勝し、次走の札幌2歳Sも1番人気に応えて勝利した。この時点でクラシック候補に挙がったほど、評価は高かった。
 しかし、暮れのホープフルSで3番人気に推されながら14着と惨敗。次のきさらぎ賞でも9頭立ての9着に終わり、その存在は薄れていった。

 その後、陣営は立て直しを図るべく、放牧に出す。これが功を奏して、6週前にトレセンに戻ってからは、追い切るごとに本来の雄大な力強い走りを見せるようになった。
 最終追いには浜中俊騎手が跨って栗東CWで行われたが、単走で6F84秒2ーラスト11秒6を馬なりのままマーク。これには須貝尚介調教師が、
「先週までに負荷をかけているので、時計的にはちょうどいい。距離は長くても大丈夫」
 と満足気。人気は全くないが、持てる力を存分に発揮できれば勝負になるはずだ。

クラシック初勝利の今村聖奈に続いて「同期の佐々木大輔」の出番

 ライヒスアドラーは新馬戦を勝っただけの1勝馬だが、その後は東京スポーツ杯2歳Sを3着、弥生賞ディープインパク記念2着、そして皐月賞3着と、全て馬券に絡んでいる。強力メンバーを相手にしっかり結果を出して、力のあるところを見せてきた。

 皐月賞の後は放牧に出されたが、5月5日に美浦に帰厩。以降、折り合いに注意しながら順調に乗り込まれてきた。3頭併せで行われた最終追いでは直線で僚馬の間に入り、余力十分にラスト1Fを11秒1で駆け抜けている。騎乗した佐々木大輔騎手は、
「前走よりも調教の動きは良くなっている。これでダメなら…という気持ちです」
 と自信をのぞかせた。

 上原佑厩舎はこの馬を含めて4頭出しでダービーに臨むが、一番の期待は皐月賞で小差の3着に入ったライヒスアドラーだろう。先入れの1番枠に入ったのでスタートが鍵となるが、ゲートを上手に出ることができればチャンス大。先週は今村聖奈がクラシックを初勝利したが、今週は同期の佐々木の出番だ。

 では、グッドラック!

(兜志郎/競馬ライター)

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2013年11月26日 10:00

    11月8日、歌手・島倉千代子(享年75)が肝臓ガンで死去した。島倉といえば、演歌の王道を歩むように、その生き様は苦労の連続だった。中でも、莫大な借金返済で味わった地獄は理不尽極まりなかったようで──。島倉は、男を信じて手形の保証人となったせ...

    記事全文を読む→
    スポーツ
    2026年05月27日 21:00

    老舗プロレス団体「新日本プロレス」は5月27日、筆頭株主のブシロードが、株式をテレビ朝日とサイバーエージェントに譲渡すると発表した。6月30日に正式に譲渡される予定だ。ブシロードは新日本プロレスの株を7割保有しており、これらを2社に渡すこと...

    記事全文を読む→
    スポーツ
    2026年05月28日 14:00

    リーグ単独トップに躍り出る、村上宗隆の20号アーチが飛び出した5月27日(現地時間)、ツインズ戦はホワイトソックスが15-2で大勝した。ワンサイドゲームとなったからだろう。ホワイトソックスのもうひとりの日本人選手である西田陸浮が、二塁手で途...

    記事全文を読む→
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/5/26発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク