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記事全文を読む→「身長91センチ3歳女児、金髪で聞き分けがいい子」中古おもちゃ売買サイトにまぎれる「児童売買」戦慄の「商品説明」
とある信じがたいニュースが、フランス世論を震撼させている。中古品売買プラットフォーム「Vinted」で、ぬいぐるみやおもちゃとして出品された商品がなんと「児童人身売買の隠れ蓑」である可能性が浮上。フランス当局が本格的な捜査に乗り出したというのである。
6月28日(現地時間)配信の英紙「テレグラフ」によれば、問題の出品はウサギのぬいぐるみなど、いずれも中古のおもちゃ。ただ、値段が1000ユーロ(約18万円)を超えるものが多く、商品説明欄には不可解な表現が並ぶ。
「身長91センチの3歳女児」
「小柄で金髪、青い目、聞き分けのいい子」
あたかも幼児の年齢や体を思わせる記載があったことで通報が相次いだのである。
Vintedはリトアニア発のオンライン古着販売プラットフォームで、オランダやベルギー、スペインをはじめ、11カ国でサービスを展開。近年は急成長を遂げている。国際流通ジャーナリストが解説する。
「これまでもVintedは、高額な子供服の出品が『人身売買の暗号』ではないかとされたり、不適切な性的コンテンツの販売が取り沙汰されたりと、たびたび闇取引の温床として名指しされてきました。今回、問題視されている出品物は幼児だけでなく『13歳、恥ずかしがり屋で不安を抱え、落ち着きのない性格』といった、10代と思われる説明書きもあり、こちらは6000ユーロ(108万円)で出品されている」
運営側は「おもちゃとしての価格設定だ」と関与を否定しているが、疑惑の出品がSNS拡散されたことで、フランス当局はいよいよ本腰を入れざるをえなくなった。
犯罪ネットワークが巧妙な手口でより発見困難な形へと進化
欧州刑事警察機構(ユーロポール)によれば、人身売買被害者の半数以上がEU圏の市民。その多くは性的搾取が目的であり、今回のケースも氷山の一角にすぎないという。
「かつては人通りのない路地や港で行われていた人身売買が、今やネットでの取引へと姿を変え、どんどん複雑化しています。加えて世界で深刻な問題となっているのが、貧困を背景に母親がわが子を性的搾取の餌食として提供し、その映像を販売するデジタルレイプの蔓延。悲しいかな、かつての被害者が親となり、再び同じ業に手を染めるという負の連鎖が指摘されています」(前出・国際流通ジャーナリスト)
ルーマニアやドイツ、オランダなどにはこの手の犯罪組織ネットワークがはびこり、巧妙な手口で人身売買をより発見困難な形へと進化させている。今回の事案を受けてフランスの高官は、
「いかなる空間も、加害者の狩り場となってはならない」
と警告しているが、身近なスマホ画面の裏側で、子供たちが「商品」として売買される現実。その闇はどんどん深さを増していく…。
(灯倫太郎)
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