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記事全文を読む→12歳タイ少女「人身取引」事件が急展開!「海外渡航歴27回」母親の正体と「アジア裏稼業ネットワーク」
都内のマッサージ店でタイ国籍の12歳少女に性的接客をさせたとして、経営者の男らが逮捕された事件が、急展開を迎えている。少女の母親は現在、不法滞在と売春容疑で台湾の入管施設に身柄を拘束されているが、タイ警察と警視庁は逮捕状を取得(タイ警察は人身取引とわいせつ行為斡旋容疑、日本警察は児童福祉法違反容疑)。どちらが母親の身柄を確保するか、という状況になっている。
というのもこの人身取引はどうやら日本とタイ両国間の事件ではなく、国際的な「人身売買ネットワーク」が絡んでいる可能性が指摘されているのだ。
社会部記者の話。
「少女はタイ北部出身。父がアジア裏稼業ネットワーク他界した後、祖父母、妹と暮らし、中学校に通っていました。そんな少女が飛行機に乗せられ、来日したのは6月27日。到着後、母親とともに空港から東京・湯島駅にほど近い性風俗店に直行しています。これ以降、少女は店内で寝泊まりしながら、1カ月間に約60人の客の相手をさせられ、店の取り分を引いた金額が母親に送金されていました。母親は姿を消す直前、知らない赤ちゃんを抱いて店に現れ『あなたはここで待ってて。また迎えに来るから』と。その後、母親が台湾当局に拘束されるまでの経緯は明らかになっていませんが、タイ警察によれば、母親には日本やベトナム、台湾などに27回の渡航歴があり、故郷では相当に羽振りがいい生活を送っていた、との情報があります。つまり母親は、単なる加害者ではなかった可能性があるということ。現地当局も大きな関心を寄せています」
27回もの海外渡航歴と豪遊生活。その原資はいったいどこから出ていたのか。タイのSNS上には海外における「家政婦の仕事」「マッサージの仕事」等々、出稼ぎの求人が日々掲載されており、応募者があとを絶たないという。
「タイの貧しい村ではいまだ、外国に出稼ぎに出て金を送るのが家族の役目、という昔ながらの価値観が存在します。そんな貧困の裏に潜むのが、人身売買ビジネスなんです。今回の事件では母親が台湾当局に逮捕されたことで、台湾ルートを含めた『アジア裏稼業ネットワーク』の実態が芋づる式に判明する可能性がある。そのため、今後は母親の移送先をめぐり、日本とタイとの間で、国際的な身柄争奪戦が勃発するでしょうね」(前出・社会部記者)
国際移住機関(IOM)の調査によれば、売春や労働の強制など、人身取引の被害者は世界でおおそ5000万人。むろんアジアだけでなく、欧米や中東など、国境をまたぐケースも多いという。そしてそのほとんどが、背後で暗躍する国際犯罪組織の収益源になっているとされる。今回の東アジアを股にかけた「性搾取ビジネス」の全容解明を待ちたい。
(灯倫太郎)
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