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記事全文を読む→NHK朝ドラ史上初「ヒロイン=獣医師」に不安がよぎる「悪夢のようなコケ方」過去作との「共通点」
2027年後期のNHK連続テレビ小説の概要が、NHK大阪局からようやく発表された。タイトルは「なぎさの進化論」。「なぎさのシンドバッド」ではない。「おっさんずラブ」「私の家政夫ナギサさん」「ライオンの隠れ家」などを手掛けた脚本家・徳尾浩司氏によるオリジナル作品で、朝ドラ史上初の「獣医師」がヒロインとなる。
現代の大阪と鹿児島・与論島が舞台の「いちばん苦手な動物は『ヒト』。笑って、泣いて、ちょっと毒づいて、動物たちに癒やされる令和のハートフルコメディー」が謳い文句のようだ。
NHKのサイトに掲載された物語の概要を見ると…。
〈主人公・なぎさはマイペースでちょっぴり人が苦手。だから大好きな動物のお医者さんになった。ところが、向き合うのは個性豊かな飼い主たち。勝手に動物の気持ちを代弁したり、目の前でAI診察を始めたり、いつの間にか人生相談になっていたり。動物を救おうとしていたはずなのに、気づけば家族の悩みまで背負わされてしまう〉
この内容からするとおそらく、時代背景は現代であろう。制作発表直後にこんなことを言うのもなんだが、朝ドラと現代モノのストーリーは相性が良くない。パッと思い浮かぶだけでも「おむすび」「ウェルかめ」「ちむどんどん」「純と愛」「おかえりモネ」といった過去作が、悪夢のようなコケ方をしているからだ。例外的に「あまちゃん」や「ちゅらさん」といった成功はあるが、それでも「現代モノの朝ドラ」と聞いただけで「大丈夫?」と心配になってしまう。
ただ、ヒロインの職業が「獣医師」であることが明記されている点は、わずかにだが希望が持てる。なぜなら「朝ドラのヒロインあるある」ともいうべき「子供の頃から(または学生時代に)憧れた職業を目指すも、挫折したり、なにかしらの転機があったりで右往左往し、結局、何がしたいのか分からない」ということにはならないと予想できるからだ。
これでもし「獣医師の職を全うするうちに、苦手だったヒトと接することに興味が湧き、心療内科医になる」なんて展開になったら目も当てられないが。
ヒロインに「原菜乃華か渋谷凪咲」っていうのはどうなのか
ちなみに、冒頭でつい「ようやく」と表現してしまったのは、今回のNHK大阪局の発表に先んじて6月4日、NHK東京局が2028年度前期の朝ドラ「ほんのモキチ」の制作・主演発表記者会見を開いたからだ。しかも脚本・宮藤官九郎、ヒロイン・河合優実というビッグサプライズ付きだったもんだから、「こりゃあ、東京局から大阪局へのいやがらせに違いない」と疑ってしまった。
ところで「なぎさの進化論」のヒロインが誰になるのかは、今のところ未定。個人的希望を言わせてもらうなら、河合優実に対抗する意味も込めて、彼女と同じく「あんぱん」でヒロイン・朝田のぶの妹を演じた原菜乃華が射止めてくれたら俄然、期待値は上がる。
次点としては「舞台の一部が大阪」ということと、タイトルの「なぎさの進化論」にかけて渋谷凪咲はどうだろうか。ただ、彼女だと「大喜利が得意な獣医師」になってしまうか!?
これからオーディションで決定するというから、誰になるかは請うご期待だ。
(堀江南/テレビソムリエ)
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