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記事全文を読む→【アイビスSDの大ヒント】転厩2戦目・初千直・ブリンカー・大外枠…これはまさに「大化けあるある」の絶好サイン!
惨敗を繰り返してきた実力馬が突如、その高いポテンシャルを爆発させる――。
これは「競馬あるある」のひとつだが、8月2日に行われるGⅢ・アイビスサマーダッシュ(新潟・芝1000メートル)にも、そんな激走を予感させる重賞ウィナーが出走してきた。目下、リーディングトレーナーランキングのトップを走り続ける杉山晴紀調教師(栗東)が送り込むビッグシーザー(牡6)だ。
ビッグシーザーはデビューから一貫して芝の1200メートル戦を使われてきた「専用ホース」(全22戦)。2024年のGⅢ・京阪杯(京都・芝1200メートル)勝ちで重賞ウィナーとなったが、その後、脚部不安を抱える中での調教で右前脚の第1指節種子骨を骨折し、無念の長期休養、長期放牧を余儀なくされた。
冒頭で指摘したように、復帰後は重賞戦線で12着⇒9着⇒11着と振るわず、前走時には西園正都厩舎(栗東、引退)から現在の杉山厩舎に転厩。その杉山師はビッグシーザーの転厩2戦目について、翌週の8月9日に行われるGⅢ・CBC賞(中京・芝1200メートル)への出走も視野に入れつつ、次のように語っている。
「(アイビスSDに出走するか、CBC賞に出走するかは)ブリンカーをつけて追い切りを行い、その時の感じを見て決定したい」
はたせるかな、7月29日に栗東坂路(重馬場)で行われた最終追い切りは「51.8-37.4-24.5-12.5(一杯)」の好タイム。この動きを目の当たりにした杉山師は、
「今日の馬場(重馬場)を考えれば、51秒台という時計は優秀。ブリンカーをつけて千直(アイビスSD)を使った方が、新味が出る」
こう述べて、新たな挑戦に向けた意欲を強調したのだった。
父はスプリントGI馬×母も超快速血統
今回のビッグシーザーは「初の千直」「転厩後、初のブリンカー装着」、そして「転厩2戦目」と、まさに「競馬あるある」がドハマリしそうな激走パターン。各社の単勝予想オッズでも人気の盲点となっており、狙って面白い1頭といえるのではないか。
なお、新潟千直は「外枠ほど有利」「軽量牝馬が走る」などといわれる傾向があるが、ビッグシーザーはなんと大外17番枠である。
ちなみにビッグシーザーの父はGI・高松宮記念(中京・芝1200メートル)など、スプリント戦線で名を馳せたビッグアーサー。そしてビッグアーサーの父も、快速スプリンターとして知られたサクラバクシンオーだ。
加えてビッグシーザーの母アンナペレンナは、ストームキャットの3×3を持つ超快速血統。ビッグシーザーが初の千直で大化けする素地は十分にある。
(日高次郎/競馬アナリスト)
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