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記事全文を読む→山中竹春パワハラ横浜市長の「人間のクズ」「副市長はダチョウ」異常な見下し暴言三昧は横浜市大時代から続いていた
部下に対する常軌を逸した「パワハラ行為」が正式に認定された神奈川県横浜市の山中竹春市長が、いよいよ土俵際まで追い詰められている。
自身のパワハラ認定調査が公表された影響で、夏の甲子園(全国高校野球選手権大会)に神奈川県代表として出場する横浜高校の監督や選手らによる「市長表敬訪問」が急遽中止になるなど、もはや市長としての実務は完全に崩壊状態にある。それでも本人はポストにしがみつく構えだが、完全に外堀は埋まった状態だ。
市議会の総務委員会では、自らの暴言で前人事部長らを心身ともに追い詰めたことを指摘され、言葉を詰まらせる「しおらしい」場面を見せた山中市長だが、その裏で繰り返されていたのは、首長という絶対的権力をカサに着た、陰湿かつ下劣なイジメだった。
議会で特に紛糾したのは、自身が選任した女性の前副市長に対する、耳を疑うような暴言の数々だ。「ポンコツ」「人間のクズ」、そして極めつきは「ダチョウ」である。
市議から「ダチョウとはどういうことですか」と質されると、
「前例踏襲のたとえとして、そういった比喩を用いてしまいました」
と苦し紛れの弁明をしてみせた山中市長。これには質問した市議も呆れ果てて一刀両断。
「体はでかいけど頭は小さくて脳がない、ということを言っているんでしょ。悪いことを言いますね、あんな立派な人を。自分が選んだ人じゃないか」
自らの非を認めず、その場しのぎの言い訳でごまかそうとするパワハラ体質の根深さが、図らずも全国に露呈してしまった。7月30日に公表された報告書でも「決して看過できない重大なパワハラがあった」と断罪されており、言い逃れは不可能な状況だ。
再選を支持した会派に見放され不信任決議案成立で強制辞職へ
再選を支持した各会派も、この「異常なパワハラ体質」には、ついにさじを投げた。 2025年の市長選で山中氏の再選を支持した自民党は「もはや庇いきれない」と判断し、同じく支持に回っていた立憲民主党や公明党の会派とともに、辞職を求める方針を固めた。他会派もこれに同調する見通しで、不信任決議案(出席議員の3分の2以上、賛成4分の3以上で可決)が成立する公算は極めて大きい。出直し市長選は「ほぼ確実」と言っていい情勢にある。
思えば山中氏は、新型コロナが猛威を振るっていた2021年8月の市長選で「横浜市大医学部教授」という肩書を最大限に利用し、現職閣僚を辞任してまで出馬した自民党候補を大差で破り、当選を果たした。
しかし実際には「統計の専門家」であって、感染症の専門家ではないことが露見。さらに当時から、横浜市大時代のパワハラ体質が指摘されていた。今日まで特有の弁舌で騙し騙し乗り切ってきたが、トップとしての「本性」を隠し通すことはできなかったようだ。
権力に酔い、部下を「人間のクズ」と見下してきたエリート市長は、自らが蒔いたパワハラの種によって、ついに引導を渡される時が来た。
(大嶋和人/政治ジャーナリスト)
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