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記事全文を読む→【実践レポート】うちわで追い払った蚊は「再攻撃」してこない!「手強い人間」の体臭を記憶して警戒する「驚異の能力」があるから…
酷暑が和らいでくる8月下旬以降、蚊の活動が第2のピークを迎える。
蚊が最も活発に活動する気温は25度から30度(最適温度は27度)で、35度を超えるような酷暑(特に日中)になると、葉陰などに身を潜めてジッとしている。そのため日本では近年、酷暑日が連続する盛夏(7月中旬から8月下旬)を挟んだ前後の時期に、第1と第2の活動のピークがやってくる傾向が顕著になっているのだ。
では、第2の活動期を迎える蚊を撃退するにはどうすればいいのか。最も簡単で有効な方法は「団扇(うちわ)や扇子(せんす)などで追い払うこと」である。
蚊は体重が2~3ミリグラムと非常に軽いため、風速2メートル以上の風で飛行能力が著しく低下し、ターゲットに近づくことができなくなる。つまり、団扇や扇子を使ってわずかな風を起こすだけで、蚊の攻撃から身を守ることができるというわけだ。
人間が吐き出す二酸化炭素を10メートル先から感知
加えて団扇や扇子には「別の効用」もある。蚊の生態に詳しい生物学者は、
「わずかな風を起こす時、団扇や扇子の側面で蚊を強く叩きながら追い払うと、撃退効果はさらにアップします」
こう指摘した上で、蚊が持つ「驚異の能力」を次のように明かすのだ。
「蚊は人間が息として吐き出す二酸化炭素を10メートル先から感知し、大気中の濃度変化を0.01%単位で嗅ぎ分ける能力を有します。さらに驚くべきは、息や汗のニオイなど、個々の人間が発する体臭を識別して記憶する能力を持っている。この2つの能力を有するがゆえに、団扇や扇子で強く叩かれて追い払われた蚊は、その人間を手強い危険な相手として警戒し、以降は再攻撃を仕掛けてこなくなるのです」
筆者も自宅のベランダで蚊の波状攻撃を受けた際、団扇を振り回して次々と追い払ってみたことがあるが、効果はまさに絶大だった。以後、団扇を振り回さずとも、蚊の群れは筆者を警戒して、全く寄ってこなくなったのだ。
ちなみに屋内であれば、団扇や扇子の代わりに扇風機を回すことでも、同様の撃退効果が期待できるという。ぜひ一度、お試しあれ。
(石森巌/ジャーナリスト)
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