例えば、こんな場面を想像してほしい。休日の昼下がり、渋滞を避けようと、カーナビが案内した田畑の間の脇道へ入る。一般に使われている道で、車同士がすれ違える程度の幅はある。だが速度を指定する標識や標示、中央線、車両通行帯はなく、中央分離帯や柵も...
記事全文を読む→【球界スキャンダル秘話】「ダイエーから巨人移籍」小久保裕紀と工藤公康を憤慨させた球団社長の「ベンチ内行動と大放言」
ソフトバンクの小久保裕紀監督が現役時代の2003年オフ、突如としてダイエー(現ソフトバンク)から巨人に無償トレード移籍が発表された、衝撃的な出来事がある。福岡ドーム、ダイエーホークス、ホークスタウンの「3点セット事業」を2年で黒字に転換させた高塚猛元球団社長との確執が報じられたが、裏では「事件」が起きていた。
当時、高塚氏の部下にあたるのは、瀬戸山隆三球団代表だった。その瀬戸山氏が元ヤクルト監督で野球解説者・古田敦也氏のYouTubeチャンネル「フルタの方程式【古田敦也 公式チャンネル】」で明かしたのは、高塚氏に対する小久保の不満である。
「選手からしたら、受け入れられないようなことがけっこうあったんですよね。例えば試合中のベンチに自分のプライベートなお客さんを入れ、そこでサインを書かせるとか。小久保は選手会長だったから、彼はその一連の行動について『目に余るんで勘弁してほしい。色々するならホテルの部屋でもとってやったらどうですか。高塚さんに言ってください』と僕に最初に言ったわけです。ところが高塚さん、なかなか言うことを聞いてくれなくて。というのは『自分は1年365日、3点セットのために仕事をしてるんだ。それぐらい公私混同いいじゃないか』と。それで小久保は直接(高塚氏に)言ったんです。そうしたら高塚さんは小久保を目の敵に……。『何だあいつは。たかが選手が』みたいな」
「あなたが投げる火曜日、客が入らないんだよね」
2003年、西武とのオープン戦、小久保は走塁で右膝の前十字靭帯断裂などのケガがを負ったが、公傷にもかかわらず、アメリカでの治療費は高塚氏の意向で、球団からはいっさい支払われなかった。これで小久保の移籍の意思は強まったのだという。
そして高塚氏には、こんな非常識なエピソードも。
1999年、ダイエーの日本一に貢献し、シリーズ優秀選手に選ばれた工藤公康の契約更改の席上に高塚氏が現れて、こう言い放ったという。
「工藤さん、あなたが投げる火曜日、客が入らないんだよね。プロの選手は勝てばいいだけじゃないんだよ。客を入れてもらわないと困るんだよ」
瀬戸山氏が振り返る。
「そこで工藤さんがというよりは(同席していた)奥さんがア然として、そのままお帰りになったんですよ」
工藤は翌2000年から巨人でプレー。どんな心境でソフトバンクを去ったのか……。
(所ひで/ユーチューブライター)
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