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記事全文を読む→「12球団一知名度が低い」オリックス・岸田護監督が「V逸決定でも安泰」なのは球団の評価が意外に高い「特色」があるから
中日が9月9日の巨人戦(東京ドーム)に1-5と惨敗し、今季128試合目にしてセ・リーグ優勝の可能性が完全消滅した。開幕から勝ち星が伸びずに最下位争いを演じ、V消滅はいまさら感があるが……。
借金は18にまで膨らんでおり、シーズン終了を待って井上一樹監督の去就問題が一気に出るのは避けられない。
一方、パ・リーグ優勝が完全消滅したオリックスの岸田護監督はというと、対照的に安泰だという。井上監督と何が違うのか。在阪スポーツ紙遊軍記者が現状を語る。
「まだクライマックス・シリーズに進出できる3位確保の可能性が残っていますが、逃しても様々な要因があり、今オフは無風でしょう。なにしろ球団からの評価が高いですからね。特に投手出身の強みを生かし、投手の調子の見極めや継投のタイミングには見るべきものがあります。主力にもバントを命じるなどスモールベースボールを徹底している特色もある」
内部昇格の人材では変化が見込めない
阪神のように佐藤輝明、森下翔太といった大砲がいればそんな野球をしなくて済むが、現状のオリックスはそうはいかない。
「1点をもぎ取り守り抜くしかないわけです」(前出・遊軍記者)
それがかえってプラスに働いているというのである。
当面、監督の座を脅かような、目立った次期監督候補がいないことも大きい。OBのイチロー氏が監督をやると意欲を示せば話は別だが、
「これは松井秀喜氏が巨人の監督になるよりも、確率が低いでしょうね。もし退任となれば、広島2軍監督を経験した水本勝巳巡回統括コーチや波留敏夫ヘッドコーチ、それにOBの小林宏育成チーフコーチなどの内部昇格が検討されるかもしれませんが、それで今のオリックスの野球が大幅に変わるとも思えない」
就任時には「12球団一知名度の低い監督」といわれたが、意外と長期政権になるかもしれない。
(阿部勝彦)
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