政治
Posted on 2026年09月15日 07:15

北村晴男がブチ切れ!高市政権の「地雷」と化した林芳正総務相の「処遇」甘い罠に乗るかバッサリ切るか

2026年09月15日 07:15

 高市早苗首相が検討を進めている内閣改造・自民党役員人事をめぐる「温度差」が浮き彫りになっている。昨秋の総裁選を戦ったライバル候補のうち、小泉進次郎防衛相ら3人の留任が早々と固まる一方で、いまだ去就が定まらないのが林芳正総務相だ。
 本人は留任を希望しているそうだが、政権の岩盤支持層である保守派からは「絶対に外すべきだ」と猛反発の嵐が巻き起こっている。

 火付け役となったのは、昨秋の首相指名選挙の決選投票で高市氏に投じた日本保守党の北村晴男参院議員だ。森山裕前幹事長がTBS系番組で林氏を「首相を十分に務められる能力がある」と持ち上げたことに対し、Xでこうブチ切れた。
〈林芳正氏が首相になれば、石破(茂前首相)路線が復活し、超親中・緊縮政権となる。日本の30年が再び失われる。なまじ石破君よりも頭が良いだけに厄介。昨年末に発覚したエゲツナイ選挙違反疑惑も、「調査中」で乗り切った。オールドメディアは一切追及せず、静かに後押ししている〉

 北村氏が指摘する「エゲツナイ選挙違反疑惑」とは、2024年秋の衆院選をめぐり「週刊文春」が報じた公選法違反疑惑(労務費の不記載や虚偽記載、運動員買収疑惑)。林氏は当初「問題ない」と強弁したものの、のちに実態との食い違いを認めて収支報告書の訂正に追い込まれた。まだ爆弾を抱えたままだ。

「国を任せられる器にあらず」とコキ下ろし

 この痛烈な批判に即座に呼応したのが、舌鋒鋭い発信で知られる元駐豪大使の山上信吾氏だ。北村氏の「頭が良い」という評にツッコミを入れつつ、林氏の資質を完膚なきまでに斬り捨てた。

〈そのとおり。でも、東大法なのに司法試験も国家公務員試験も合格せず。北村先生ほど頭良くなく、努力もせず。最大の問題は媚中。外相時代、2022年、中国が弾道ミサイル5発も日本の排他的経済水域(EEZ)に撃ち込んだのに駐日大使に抗議さえせず。2023年、中国が日本産水産物を全面禁輸したのに、WTO提訴すらせず。国を任せられる器にあらず〉

「刷新感」と「保守カラー」の維持を掲げる高市首相にとって、地雷と化した林氏の処遇は政権の求心力を左右する試金石となる。
「党内融和」という甘い罠に乗って林氏を留任させるのか、それとも保守派の声に応えてバッサリ切り捨てるのか、高市首相の最終判断や、いかに。

(岡田哲司/政治ジャーナリスト)

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