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記事全文を読む→ラジオ道路交通情報に「指名聴取」珍現象が発生した「アニメキャラ美声の松倉さん」リスナー大興奮の「密着動画」まで!
ラジオから数十秒だけ流れる道路交通情報。渋滞の距離や事故、通行止めを手短に伝える枠に今、「指名聴取」というおかしな現象が起きている。日本道路交通情報センター(JARTIC)九段センターの職員、松倉芽生さんの声が聞こえた瞬間、Xには「松倉さんキター」「今日は松倉さんだ」という投稿が相次ぐのだ。
松倉さんは2025年にJARTICへ入職し、現在は南関東の主要FM局を中心に、交通情報を担当している。NACK5、TOKYO FM、J-WAVEといった局に出演しており、2026年5月に「情報7daysニュースキャスター」(TBS系)が九段センターから中継した際には「入職2年目」と紹介された。この日だけでラジオの交通情報を6本担当したと、本人が明かしている。
ラジオ聴取者が騒ぐ理由は、その「声質」にある。アニメキャラクターを思わせる高く澄んだトーンで、路線名や渋滞距離を淡々と読み上げているだけなのに、どこかキャラクターのセリフを聞いているような感覚になる。交通情報の読み手としては、明らかに異色の声だ。あるリスナーは「田村ゆかりと小倉唯をいい感じでミックスさせたようないい声」と評した。
radikoでTOKYO FMを聴いていたユーザーは「筋トレしながら聴いてたらビックリして、radikoで巻き戻して確認してしまった」と驚きを綴り、NHKで見たというリスナーも「テレビだと30秒だが、ラジオだと1分ぐらい喋るので、その良さがよくわかる」と記している。
写真付き投稿が3万回以上も表示される盛り上がり
面白いのは、リスナーの反応が「ガチャ」に似ていることだ。九段センターでは平日だけで約50本のラジオ放送を職員が分担している。個人別の担当予定は一般向けに公表されていないため、松倉さんが登場するかどうかは、名前が呼ばれるまで分からない。「よっしゃ、今朝の日本道路交通情報センター松倉さん引けた」と、SSR(レアカード)を引き当てたかのように喜ぶ投稿が象徴的だ。9月には「松倉さん」がYahoo!リアルタイム検索のトレンド欄に浮上した。
そんなリスナーの熱量に応えるように、JARTIC公式YouTubeも松倉さんを特集している。松倉さんがNHKテレビ放送デビューを果たすまでの過程に密着した動画を公開しており、未経験からスタートし、研修や先輩の指導を経て、生放送の本番に臨む姿が収められている。
昨年12月30日にはNACK5「Good Luck!Morning!」にスタジオゲストとして出演。この週は交通情報担当者を日替わりで招く特別企画で、番組公式Xに掲載された松倉さんの写真付き投稿は、9月16日時点で3万回以上も表示され、458件の「いいね」を獲得している。
9月19日から23日は、敬老の日と秋分の日に挟まれた22日も休日となり、11年ぶりとなる5連休のシルバーウィークを迎える。NEXCO各社は全国で10キロ以上の渋滞を計279回、予測しており、道路は相当な混雑が見込まれる。ノロノロ運転の列に並びながらラジオをつけた時、あの声が聞こえてくれば、渋滞のイライラは吹き飛ぶかもしれない。
(ケン高田)
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