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記事全文を読む→【スプリンターズSのツボ】リーディング独走!杉山晴紀調教師の「厩舎力」がモノを言うルガル「雨模様は大歓迎」
杉山晴紀調教師がJRAリーディングを独走中だ。ここまで50勝(出走291回)しているが、その中には6つの重賞勝ちがあり、中身は濃い。9月21日のGⅡ・神戸新聞杯を、ロブチェンで勝ったばかりだ。
2位の矢作芳人調教師に14勝差をつけているので、昨年に続いてリーディング・トレーナーになる可能性は非常に高い。
厩舎を構えて今年で11年目になるが、2022年からは4位⇒1位⇒3位⇒1位という成績を収めている。そして今年は特別な年になりそうだ。厩舎の看板馬ロブチェンが、10月25日のGI・菊花賞で3冠に挑むからだ。もし達成となれば、牝馬3冠のデアリングタクトと合わせて牡馬、牝馬の両方で3冠馬を出したことになる。その意味でも、杉山厩舎からは目が離せないのだ。
ベテランのトラックマンが言う。
「ここにきて杉山厩舎に馬を預ける有力馬主が、ドンドン増えてきている。馬房数には限度があるので、断るケースも出ていると聞きます。JRA調教師の最多勝利数は藤沢和雄元調教師の1570勝ですが、それを超える人がいるとすれば、杉山調教師しかいない。その話を持ち出したら本人は笑っていたけど、嬉しそうでしたね」
9月27日は中山でスプリンターズS(GⅠ・芝1200メートル)が行われるが、杉山厩舎は一昨年の勝ち馬ルガル(牡6)を出走させる。今年のルガルは未勝利ゆえ5、6番人気に落ち着きそうだが、この馬を狙い打ちしたい。杉山厩舎の力を信じているからだ。
中山は〈1・0・1・1〉で鮫島克駿は近4戦〈1・1・1・1〉
近2走は海外で走って2着と8着だったが、60キロ、59.5キロの斤量を背負って納得のいく走りを見せていた。6歳になっても衰えは全く感じられない。強調できるのは、中山は〈1・0・1・1〉と相性がいいこと。昨年のこのレースでは出遅れて力を発揮できずに12着となったが、最近はスタートが安定している。この週末は雨模様で、時計のかかる馬場になりそうなのも歓迎だ。
日本での出走は2月のオーシャンS(3着)以来となるが、調整は順調に進んできた。栗東坂路での最終追いは4F54秒2~1F12秒0を馬なりのままマークしたが、杉山師によれば、
「時計のかかる馬場だったので、このぐらい動ければ十分。勝った時と同じぐらいの状態で臨める」
手綱を取る鮫島克駿は近4戦すべてに騎乗して〈1・1・1・1〉という成績。勝った昨年12月の阪神カップ(GⅡ)では5番手からレースを進め、ラストでナムラクレアにハナ差競り勝ってみせた。手の内に入れているとみていいだろう。GⅠ馬らしい、力強いレースを期待したい。
では、グッドラック!
(兜志郎/競馬ライター)
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