芸能

“歌舞伎町”伝説のホスト王「愛田武」の現在を独占直撃!(1)お家騒動で一文無しに…

20150528z

 ヒゲとメガネをトレードマークに、札束をなびかせていた歌舞伎町の名物オヤジ──。ホストクラブ「愛」の創業者・愛田武氏(74)が、全財産を失い、老人ホームで孤独な晩年を送っている。伝説の「ホスト王」に何が起きたのか。

 武氏と長年親交のある男性が、その窮状を訴える。

「武さんは数年前から認知症を患い、現在は老人ホームで暮らしている。月額の入居費用は9万円ほどの公共型老人介護施設で、年金でどうにかやりくりしている。貯金も資産もなく、一文無しの状態です」

 売れっ子ホストとして名をはせた武氏が、ホストクラブ「愛」をオープンさせたのは71年。当時はまだ珍しかった明朗会計システムや、武氏がみずから広告塔となって積極的にメディアに出演したことで人気を集め、最盛期には系列店を含めて年商27億円を誇った。

「黎明期には、暴力団とズブズブの関係になるホストクラブも多かった。そんな中で、武社長はしつこくミカジメを求められても断固突っぱねた。トラブルになった際、そのトラブル元の関係者の前で切腹をしてまで店を守ろうとしたのは有名な話。ホストのクリーンなイメージを作り上げた功労者です」(知人男性)

 クラブ「愛」とともに40年以上にわたってホスト界をリードしてきた武氏。引退後は、悠々自適の隠居生活が送れたはずだが‥‥。クラブ「愛」の関係者が語る。

「原因は愛田家のお家騒動です。長女の磨里が事実上、店を別のホストクラブに身売りしたことで、収入源を絶たれてしまった。現在も店は『愛』の看板を掲げているが、昔から知る人にとっては別の店という認識です」

「長女」といっても、武氏と磨里氏との間に血縁関係はない。武氏は84年に現在の妻・朱美氏と再婚しており、磨里氏は朱美氏の連れ子。血を分けた長男の孝氏もしくは次男の元はじめ氏が、後を継ぐものだと周囲は見ていた。だが、昨年8月に「愛」を運営する愛田観光の社長に就任したのは磨里氏だった。

「武さんは11年に脳梗塞で倒れて以降、入院生活を余儀なくされた。磨里はそんな武さんに接近して、自分を後継者にするように迫ったんです」(クラブ「愛」関係者)

「愛」の実権を握った磨里氏は、老舗をもり立てるどころか、現場に混乱を招いたという。

「磨里はお気に入りのホストに入れあげて、かなりの大金を貢いでいました。昨年9月には、6年間で1億3000万円の所得隠しを国税局から指摘されましたが、そのことと無関係ではないでしょう」(クラブ「愛」関係者)

カテゴリー: 芸能   タグ: , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
あの「号泣県議」野々村竜太郎が「仰天新ビジネス」開始!「30日間5万円コース」の中身
2
3Aで好投してもメジャー昇格が難しい…藤浪晋太郎に立ちはだかるマイナーリーグの「不文律」
3
「コーチに無断でフォーム改造⇒大失敗」2軍のドン底に沈んだ阪神・湯浅京己のボコボコ地獄
4
【大騒動】楽天・田中将大が投げられない!術後「容体不良説」も出た「斎藤佑樹との立場逆転」
5
フジテレビ・井上清華アナ「治らない顎関節症」と「致死量ストレス」の不穏な関係